終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    W.E.  




    『W.E.』 2011年 イギリス

    初見。面白かったです。 ダーシーさんも男前(嬉)
    題材に特に興味がなかったので借りるのを少し躊躇しておりましたが、気にせず早く見ればよかった。
    邦題は長々となんかついてますけど、原題のままが良かった。
    WEには、ウォリスとウォリーという女同士の私たち、女である我々みんな、の意味もありそうなので…
    (王冠をかけたどーのこーのって、映画の内容とまったく違うデタラメだし)

    監督は、マドンナ♪ マドンナ、いいですわ~。
    前回の『ワンダーラスト』も、日の差してくる感じがすごく良かったもんなァ。
    あの、「やってみなよ」って背中を押してくれる感じ。(今回もやはりそう。どこまでも姐さん気質だ)
    役者さんも、グラント様は出るわ、ユージン・ハッツはめちゃかっこいいわで魅力的だったし。
    今回は、ダーシーさんも出ててますますマドンナが好きになった!>笑
    相変わらず、音楽がいいです。さらにダンスシーンが面白い。




    主人公は、現在のNYに住む若い女性 ウォリー。
    かつてサザビーズで忙しく働いていた彼女は、医者で資産家の夫と結婚して6年。
    夫の希望で仕事を辞め、子どもを切望しているけれどいまだその兆候はなし。
    夫は対外的には「素晴らしいご主人」「仕事熱心でスマート。気前がいい」「ゴージャス。完璧」な男としてふるまっており、評判は上々。
    みなに「幸せ者」と羨ましがられる彼女は、しかし、家ではまったく夫に尊重されていない。内輪での夫は冷たく独占的支配的で彼女の気持ちを推し量ることすら放棄している。(子も望んでいない)
    自信を無くし、胸の内の苦しみと焦燥感を誰にも言えず疲れ切っているウォリーは、オークション会場に出かけては 子どものころからの憧れ ”ウィンザー侯夫妻の世紀の恋 ” ” エドワード8世に王冠を捨てさせた女性ウォリス・シンプソン夫人 ”にまつわる品々を眺めながら彼らに思いをはせ、現実逃避気味。(祖母、母がシンプソン夫人の大ファンで彼女にその名前を付けたというのだから、シンプソン夫人への興味と憧憬は長々と彼女の内部に息づいてきたのだ)

    こうして、現実のウォリーと幻想のウォリスが、時を越えてしばしば交錯し会話し(つまり内省)人生を見つめ直すという形の物語になっていました。その見せ方が自然。映像もひじょうに美しいし、30年代の衣装がまたきれいなこと~。
    ウォリスからウォリーへの示唆に富んだ行動、言動。
    強い女、美しい女、強く美しい人間とは何か。愛とは、そもそも強さとは、生きるとは何か。
    ということに尽きると思うんですけども結局。

    一番良かったのは、「公爵がいるじゃない」とどん底のウォリスを慰めるウォリーに対し、「おとぎ話じゃないのよ!目を覚まして!!」と、ウォリスが彼女を引っ叩くところ。(3発リフレイン)
    はっぱをかけてるんですけど。この視点があってこその物語だよなぁと。
    (あとは、老いたウォリスが死の間際のエドワードにダンスを踊ってあげるシーンがいい。その時の表情もいい。特に二度目のシーン。愛だなぁ。)
    ウォリーは本来の聡明さを取戻し、守護神のような感じだったウォリスと別れ、新しい一歩を踏み出していく…。

    主人公ウォリーは、アビー・コーニッシュ。背が高く、横顔のお鼻が可愛い。生命力が強そうなところがいい。Heathと共演した作品、まだ見てないけれど…
    マドンナが憑依したかのようなウォリスを演じるのが、アンドレア・ライズブロー。初めて見ましたけど、抑えた声がよく、細身ながらすごい貫禄。威厳もあるし、不思議な魅力に溢れてました。
    ダーシーさんは、今回はエドワード8世でしたけど、独身貴族でモテまくりなエドワードの時のダンスへの誘い方がすごーく素敵でした(惚)も~、こんなん見たかったのよ~。踊ってる時の肩と背中もいいし。(撮り方がうまい)他の女性と踊ってるときの女あしらいに慣れた余裕な表情もよければ、ウォリスと組んだ途端ちょっと真剣になるお顔もよいんだわ~。ちょっと痩せたかな?とも思ったけど素敵だった♪つるんと若すぎず、老けすぎずでちょうどいいな~(延々)
    で、史実があるのでそれ以降の王子部門は、コルパコフに扮したオスカー・アイザックに。この方がまたお初でしたけど、目がいいのよね。小柄だけど、敏捷そうでセクシー。男前でした。スパイ役とかいけそう。
    ほか、エドワードの弟ジョージ6世役の俳優さんが、どう見てもフォックス家の系統!と思ったらやっぱり。ローレンス・フォックスさんとおっしゃいました。この方、ミス・マープルにも出てらしたな。







    category: lovestruck

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