まだまだNetflix三昧 
2018/07/14 Sat. 21:59 [edit]
W杯もウィンブルドンも、いよいよ決勝が迫ってきましたわ♪
仕事と地球のバタバタで落ち着かず、やっと昨晩録画していたW杯準決勝2試合を鑑賞したらば、すんごい面白い!!結果がわかっていても面白い!!もう、ここらへんになるとどこのチームも大好きになってしまって、どっちにも勝ってほしいので困るのだが。クロアチア、良かったぁ。フランスもずっと応援してるから、決勝はいよいよ困るな。嬉しいな。監督たちは、各国ほんとみなかっこいい。
今夜は、ナダルVSジョコの昨日の続きも見なくちゃならんから忙しくなる。ベルギーとイングランドの3位決定戦もあるし。
アスリートたちの技術の美しさと緊張感って、本当にすごい。

『DAS GROSSE MUSEUM』(邦題:グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状) 2014年 オーストリア
初見。1891年に建立されたウィーン国立美術史美術館の改装に密着したドキュメンタリーでしたけど、めちゃくちゃ面白い~。
Netflixありがとう~♪これは見て良かった。ヨハネス・ホルツハウゼン監督。
あ、あ、あ、ルドルフ2世の皇帝冠がっっ!!
あ、あ、あ、陶器のフェリペ2世の頭部がっっ!!
と、思わず呻き声を漏らしそうになる宝物取り扱いシーンもさることながら、ハプスブルグ家が蒐集した垂涎の美術品の数々を所蔵する美術館と、それを支えているあらゆる人々の活写にわくわくしてしまう一本で嬉しいったらない。
「ここは美術館の展示室としては世界でも珍しいもので、こうした装飾も来館者への還元です。これは永遠の対話なんです。これを世界とわかちあいたいんです」
のっけから館長がこれですもの。惹き込まれないわけがない。
改装と共にスタッフ全員で取り組む、美術史美術館の経営戦略、未来展望、技術の確認、修復作業(ここでの”本当にこれはルーベンス?”ミステリーもたまらん!)と保存(虫との格闘!!)、美術品の配置のコンセプトと演出に関する議論、さらに、従業員の職場環境の改善議論まで見ることができるんだからすごい。
パンフレットの従業員に必要な資質云々は素晴らしい文言が並んでいるけれど、そもそも”2020年には、私たちも他の部署に紹介してもらるのかしら?”
過去の遺産の管理に対する各人の意識や、いわゆるマーケティングなんていう裏事情も思わず前のめりだ。
予算確保のためのえらいさんの接待なんかも、あぁ、もうほんとにね・・・という。
予算内で!予算内で!スポンサーのゲティ財団からの資金は?企画は取り消しになったんだよ!
保存収集作品数の限界と規模の縮小を考えつつ、歴史的遺物の寄付はありがたく、どうしても欲しいオークションに出た貴重な美術品は予算不足で撃沈する現実。
新しい展示を!観光客誘致のために新しく入れた言葉だよ。「帝国」美術史美術館。「帝国」だよ。そしてロゴは時代に左右されないモダン、エレガント、クラシックで!!
専門家たちの知の結晶を眺めながら、一方でそういう裏まできちんと見せてくれるドキュメンタリーは最後まで目を離せない。
「美術館で何が待っているのか。現代人は展示品から何を得るのか。鑑賞後人生にどんな影響があるか、何がひらめくか。500年前の美術品が自分の存在に及ぼす影響とは?」
CMを撮影にきたディレクターの言葉はすてきだった。
歴史のなかのハプスブルグ家についてはまた別の感慨もあるけれども、やはり美術品との出会いというのはこれなしにはおれないだろう。
改装後のレセプションの式次第と綿密な分刻みのスケジュール組み。
わかるわぁ、こういうのめっちゃ大変!!大事!!やらんやつにはわからんやつ!!それこそ予算にもかかわるから大変なのよ。
祭りが終わり、無音のなかバベルの塔をじっくり眺めながらものを思う時間もたっぷりあるのだが、そして監督の意図するところはなんとなくわかるのだが、まず最初に考えたのは(ウィーンは地震なんてめったになさそうだけれど、日本は防災の面でも美術館博物館は大変だろうな)ということでございました。
いやぁ、面白いドキュメンタリーだった~♪
あとは、銀英伝10~12話(で終わりらしい)を鑑賞。
10話はまぁ面白かったけれど、11話は、これまで帝国側がろくに描かれていなかったせいで微妙な気持ちに。あそこ、原作だとぐっとあがるシーンだったと思うんですけど、はぁ、片付け大変だわ。くらいのもんだった。12話に至っては、なんじゃこりゃ??と真顔になるシーン多々。ケンプを馬鹿にしとんかーい。あれだと、なんか同盟も帝国もかっこ悪く見えない?
文句ばっかりになったけど、これで新たに原作に耽溺する中高生が増えたらいいと思いました。派生していろんな方面への読書世界が広がるから、中高生の時期にぴったりだし。
(ケーブルTVで昔のアニメも放送していたので意を決して見てみたら、内容も人間関係の描写も濃くてすごく面白いのでびっくりした。原作通りではないところもあるけれど、おもしろーい。昔は、これ誰??やめて!!と受け入れ難かった絵も全然気にならず、いやぁ年はとるもんだなァ。結局新しいアニメーションは、今だからこそもう一度作りたい、作らねばならない、今このクニを見よ!考えよ!っていうふかーい嫌味を伴った危惧と意図をもって作っていく気概のようなものは感じられなくて肩すかしくらったというのが正直な気持ちだなァ。残念)
仕事と地球のバタバタで落ち着かず、やっと昨晩録画していたW杯準決勝2試合を鑑賞したらば、すんごい面白い!!結果がわかっていても面白い!!もう、ここらへんになるとどこのチームも大好きになってしまって、どっちにも勝ってほしいので困るのだが。クロアチア、良かったぁ。フランスもずっと応援してるから、決勝はいよいよ困るな。嬉しいな。監督たちは、各国ほんとみなかっこいい。
今夜は、ナダルVSジョコの昨日の続きも見なくちゃならんから忙しくなる。ベルギーとイングランドの3位決定戦もあるし。
アスリートたちの技術の美しさと緊張感って、本当にすごい。

『DAS GROSSE MUSEUM』(邦題:グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状) 2014年 オーストリア
初見。1891年に建立されたウィーン国立美術史美術館の改装に密着したドキュメンタリーでしたけど、めちゃくちゃ面白い~。
Netflixありがとう~♪これは見て良かった。ヨハネス・ホルツハウゼン監督。
あ、あ、あ、ルドルフ2世の皇帝冠がっっ!!
あ、あ、あ、陶器のフェリペ2世の頭部がっっ!!
と、思わず呻き声を漏らしそうになる宝物取り扱いシーンもさることながら、ハプスブルグ家が蒐集した垂涎の美術品の数々を所蔵する美術館と、それを支えているあらゆる人々の活写にわくわくしてしまう一本で嬉しいったらない。
「ここは美術館の展示室としては世界でも珍しいもので、こうした装飾も来館者への還元です。これは永遠の対話なんです。これを世界とわかちあいたいんです」
のっけから館長がこれですもの。惹き込まれないわけがない。
改装と共にスタッフ全員で取り組む、美術史美術館の経営戦略、未来展望、技術の確認、修復作業(ここでの”本当にこれはルーベンス?”ミステリーもたまらん!)と保存(虫との格闘!!)、美術品の配置のコンセプトと演出に関する議論、さらに、従業員の職場環境の改善議論まで見ることができるんだからすごい。
パンフレットの従業員に必要な資質云々は素晴らしい文言が並んでいるけれど、そもそも”2020年には、私たちも他の部署に紹介してもらるのかしら?”
過去の遺産の管理に対する各人の意識や、いわゆるマーケティングなんていう裏事情も思わず前のめりだ。
予算確保のためのえらいさんの接待なんかも、あぁ、もうほんとにね・・・という。
予算内で!予算内で!スポンサーのゲティ財団からの資金は?企画は取り消しになったんだよ!
保存収集作品数の限界と規模の縮小を考えつつ、歴史的遺物の寄付はありがたく、どうしても欲しいオークションに出た貴重な美術品は予算不足で撃沈する現実。
新しい展示を!観光客誘致のために新しく入れた言葉だよ。「帝国」美術史美術館。「帝国」だよ。そしてロゴは時代に左右されないモダン、エレガント、クラシックで!!
専門家たちの知の結晶を眺めながら、一方でそういう裏まできちんと見せてくれるドキュメンタリーは最後まで目を離せない。
「美術館で何が待っているのか。現代人は展示品から何を得るのか。鑑賞後人生にどんな影響があるか、何がひらめくか。500年前の美術品が自分の存在に及ぼす影響とは?」
CMを撮影にきたディレクターの言葉はすてきだった。
歴史のなかのハプスブルグ家についてはまた別の感慨もあるけれども、やはり美術品との出会いというのはこれなしにはおれないだろう。
改装後のレセプションの式次第と綿密な分刻みのスケジュール組み。
わかるわぁ、こういうのめっちゃ大変!!大事!!やらんやつにはわからんやつ!!それこそ予算にもかかわるから大変なのよ。
祭りが終わり、無音のなかバベルの塔をじっくり眺めながらものを思う時間もたっぷりあるのだが、そして監督の意図するところはなんとなくわかるのだが、まず最初に考えたのは(ウィーンは地震なんてめったになさそうだけれど、日本は防災の面でも美術館博物館は大変だろうな)ということでございました。
いやぁ、面白いドキュメンタリーだった~♪
あとは、銀英伝10~12話(で終わりらしい)を鑑賞。
10話はまぁ面白かったけれど、11話は、これまで帝国側がろくに描かれていなかったせいで微妙な気持ちに。あそこ、原作だとぐっとあがるシーンだったと思うんですけど、はぁ、片付け大変だわ。くらいのもんだった。12話に至っては、なんじゃこりゃ??と真顔になるシーン多々。ケンプを馬鹿にしとんかーい。あれだと、なんか同盟も帝国もかっこ悪く見えない?
文句ばっかりになったけど、これで新たに原作に耽溺する中高生が増えたらいいと思いました。派生していろんな方面への読書世界が広がるから、中高生の時期にぴったりだし。
(ケーブルTVで昔のアニメも放送していたので意を決して見てみたら、内容も人間関係の描写も濃くてすごく面白いのでびっくりした。原作通りではないところもあるけれど、おもしろーい。昔は、これ誰??やめて!!と受け入れ難かった絵も全然気にならず、いやぁ年はとるもんだなァ。結局新しいアニメーションは、今だからこそもう一度作りたい、作らねばならない、今このクニを見よ!考えよ!っていうふかーい嫌味を伴った危惧と意図をもって作っていく気概のようなものは感じられなくて肩すかしくらったというのが正直な気持ちだなァ。残念)
category: 映画感想
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