FC2ブログ

    終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    ペンタゴン・ペーパーズ  

    thepost2017.jpg

    『THE POST』  2017年 アメリカ

    久々の連休は、見損ねた映画を見られるだけ見るという野望を確実に遂行することに決めた(笑)
    まず1本目はぎりぎり間に合ったこちら。
    手練れのスピルバーグということで、主役の二人の情報だけ入れて安心して座席に座ったらば、まぁ、奥さん!

    マシュー・リスが主演じゃありませんか!!(万歳)

    the_post_matthew_rhys.jpg

    思わず、「皆さん!マシュー・リスですよ!ウェールズの星(の一つ)マシューが主役ですわよ!!やりましたわ♪」と立ち上がって振り向いて観客の皆様に叫びたいほどには嬉しかったのでした。
    いや、満足。しあわせ。ロマネコンティで乾杯の気分でしたわ。(飲めないけど)

    まぁ、主役はキャサリン・グラハムなのですが、足掛かり、きっかけ、すべては彼から始まった・・・ともいえる超重要な良心代表、危険を冒して真実を白日の下にさらす第一歩を踏み出したダニエル・エルズバーグ役をつとめるのがマシューなのでした。
    出ていると知らなかったのでのっけから彼が大写しになったときは、たまげてしまった。そしてじわじわと広がる多幸感。好きな役者って麻薬みたいなものですわね。(しかも身体とお脳に良い)

    って、マシュー語りをしていると止まらないので、真面目な話に戻しますと、この作品は、今だからこその価値を持つ大事な一本なのでした。スピルバーグはやっぱりさすがだなァ。
    国益とは、という点についてもしみじみ思いを新たにした。

    女性初の新聞社社主・発行人。
    とはいえ、キャサリンはなりたくてなったわけではなく、単に家族経営の新聞社のお嬢様で、会社を継いでいたご主人が亡くなったために自動的にその地位につくはめになった(45まで働いたこともなかったという)素人、というのが面白い。
    素人だけれども、彼女は人が良くてクソ真面目というのがわかる描写になっていて、そこも面白い。
    だからこそ、裁判後に出てくる彼女と、彼女を仰ぎ見る輝く瞳の女性たちとのシーンが生きてくる。その誇らしげなこと!
    はっきり言ってなめられてたんですけど、その本来の生真面目さで決して負けなかったのだ。
    素人である我々の生き方と現代社会についても、今一度再考してみようではありませんか、何ができるだろうかという、みたいな押しつけがましくない監督の主張も見て取れる。古い時代は終わったのだから、新しく変えていかなければならない。そのためには…という。もちろん、ジャーナリズムのそれというのもあるけれども。
    先人は変えてきましたよ!という力強いメッセージはすばらしい。

    ダイナミックな輪転機の一連のシーンがめちゃくちゃよい!!これぞ映画!!と思いました。
    回る輪転機を見ながら、ふとフランク・キャプラの「スミス都へ行く」なんかも思い出したリして。
    ニクソンと、ウォーターゲート事件について調べだしたので、子どもにもあの終わり方は良いようでした。
    ただ話しても印象に残らないけれど、映画になると強烈だものなァ。で、いまのワガクニはどうなっている?って発展するし。まぁ、この映画がきちんと上映されているだけでもましなのかもしれない(T_T) ランズデール作品を読み始めたら、チャーリーがハップに説明するグローブタウンがまんまワガクニっぽくてぞっとしないというか、思わず真顔になってしまったのだ。

    キャサリンは、うますぎて困る(いや、困りはしないが細かくうまい)メリル・ストリープ。編集主幹にトム・ハンクス。安定感のふたり。
    なんというハンサムだ!と我が家で話題になったのはベン役のボブ・オデンカーク氏。(電話中も飛行機の中でもダンと一緒に居る時も弁護士に迫られている時も、やたらハラハラさせてくれる役どころ。思わず護衛に行こうかと思った)
    あと、ここのところよく会えるマイケル・スタールバーグもうまい。
    肩を揉んでお茶を入れてあげたかったのが、ブラッドリーの奥さん(サラ・ボールソン)だ。まったくもってお疲れ様だ。

    あ!音楽は、これまた安定のジョン・ウィリアムズでした♪





    category: 映画感想

    tb: --   cm: 0

    コメント

    コメントの投稿

    Secret

    プロフィール

    最新記事

    最新コメント

    月別アーカイブ

    カテゴリ