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    終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    TOAST  

    TOAST4.jpg

    『TOAST』 2010年 イギリス

    これまたnetflixにて鑑賞。初見。
    エゲレスの料理評論家でシェフのナイジェル・スレイター氏の自伝に基づく映画。

    レモンパイの分厚いことといったら!(↑)メレンゲも豪勢~♪
    美味しそうだなァ。食べたいなァ。
    英国のすてきなお料理の数々が、子どもの頃読んだ絵本の挿絵にそっくり。当時は、挿絵のお料理やお菓子の色や形を想像上の「絵」であって現実とは思っていなかったけれども、あれは全部ほんもののお料理だったんだ。

    TOAST3.jpg

    映画、とってもよかったです。ひとりの坊やの成長譚。
    中盤まで、泣けて泣けて。
    中産階級の坊ちゃんだけれど、胃袋的にも精神的にも満ち足りている少年時代、とは言えなかったナイジェル。
    子供が辛いのを我慢してる描写はあかん。逆にママとの親密な、しかし哀しいシーンや、パパと一瞬だけわかりあえる切ないシーンも涙涙だ。

    toast2.jpg

    そこに介在するのはいつもお料理。

    結局仕上げられなかったミンスパイ。
    クリスマスから十二夜にわたって食べると願いが叶うというあのミンスパイ。
    あたたかい愛情を向けてくれた庭師のジョシュが「最高!」というポークパイ。
    パパの好物のタラの燻製は焦げてしまったが、ナイジェルの気持ちはパパも汲んでくれた。
    ライバルとなる継母が次々に繰り出す、美味しそうな料理(名前わからず)とデザートの数々は色鮮やかでボリューム満点。
    さて、いったいどうやったら彼女に勝てるのか・・・

    やがて仲直りしてめでたしめでたし、なんてことにはならないのがいいです。
    合わんときは合わんのよ。それぞれの人生よ。生まれてきたら、いつかはいくのよ。

    「道は自分で選べよ。
     勇気を出せばなんだってできる。
     勇気を出して、何かを犠牲にしないと」

    ちょっと変わってる、と言われるオーナーの息子スチュワートの、ウィットに富んだナイジェルへのエールが素敵!!ほら、やればできるじゃん!ていう。ああいう精神の自由が好ましい。

    ナイジェルは、最高の言葉を継母に伝えて新しい世界に飛び出ていく。(嫌味でなく清々しい気持ちだったはず)
    根っこに、料理が苦手なママでも絶対に失敗する心配のないトーストの思い出をしまって。(バターを塗ったトーストの香りって幸福だものなァ)

    スレイター氏をぜんぜん知らなかったので、ケーブルでやっていたらしい彼の料理番組?を見損ねちゃったなー。残念。
    とりあえず、ポークパイとミンスパイが食べたくて仕方ない。

    250px-Pork_pie_on_plate.jpgネットより拝借

    作り方をさがしてみると、まぁ、世の中のひとたちはみななんて器用なのだ!(惚)美味しそうなポークパイがたくさん。
    本場エゲレスのポークパイも絶対食べてみたい。誰かと半分こして、お外で食べたい。ミンスパイも食べたい。

    denntou.jpg
    眺めて読んで喜んでるばかりでスコーン以外作っていないこの本にも、ミンスパイがあった!ので週末に挑戦してみるか。

    あぁ、おなかすいた。




    category: 映画感想

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