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    終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    婚約者の友人、女神の見えざる手  

    3週間ほどヨレヨレだったが、ちょっと復活。
    今月はちょっとあかんわ~。しんどいわ~。いよいよやわ~。(18:30以降電池が切れる)
    テンション上げるために、普段ならスルーするトムフォードのアイカラークォードを買っちゃったわ。

    ところで、仕事前に観ることができた2本が今年のお気に入りベスト5に入る面白さで嬉しかった。
    1本は『FRANTZ』2016年フランス・ドイツ。邦題「婚約者の友人」。

    FRANTZ.jpg

    もう一本が『MISS SLOANE』2016年フランス・アメリカこと「女神の見えざる手」。

    MISS SLOANE

    どちらの作品もかなり好きだが、どちらも「嘘」についてあれこれ感慨深くなるという点で一致している。
    嘘のグラデーション、ニュアンスの複雑さ、表裏一体。大人万歳。良かったなァ。

    「婚約者~」は、久々のオゾン監督作品で、私は監督作品でわりと好きなのは「ぼくを葬る」くらいなのだが(あとはアホなので呑み込めないのが多いのよ・・・)、これはすっかり好きになってしまった。モノクロとカラーの使い分けもわかりやすいうえに、超納得。
    ピエール・ニネ目当てだったが、それもすぐふっとんで、ひたすら物語に引き込まれ見入ってしまった。

    FRANTZ2.jpgFRANTZ3.jpg

    アンナの優しい嘘・・・。
    愛するフランツのご両親であり、両親もフランツも彼女を深く愛していたからこその嘘。
    アドリアンの嘘に、アンナの嘘が重なって、意味合いはどんどん色彩を変化させていく。
    そして、あのラスト!
    紆余曲折にハラハラさせられた末に、突然パっと突き放すように終わる物語。
    そのあとじわじわと訪れる魂の解放感。うぐぐ、ブラボー!だった。

    FRANTZ4.jpg

    もちろんオゾン監督らしさもスパイスのように効いている。
    反戦もさることながら、例えばアドリアンのお母上・・・笑 
    例えば思わず下世話(まさかフランツ・・・あなた・・・的な)連想をして勝手にそわそわしちゃった自分・・・苦笑 イタタタ。
    ルーブル美術館、あの配置なのかなぁ。あの絵の向かい側がニケなのだ!映画的にねらってなのか、もともとあの配置なのか確かめにいかなきゃならん。死ぬまでに。(行ったことないのだ)

    「女神~」は、なんといってもジェシカ・チャスティンが良かった。
    彼女のハードボイルドだなぁ、これは。
    個人的には満席御礼みたいな映画館は久々で、それも嬉しかった。老若男女観客みんなで前のめりは久しぶり。
    激混みも疲れるけど、独りでスクリーン独占とかちょっと心配になるときがあるので。





    category: 映画感想

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