終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    真夜中のサバナ  



    『Midnight in the Garden of Good and Evil 』 1997年 アメリカ

    あんたの心は疑念でいっぱいだ
    答えが見つからず迷ってばかり
    答えなんてないんだよ
    こんなところまで探しに来ちゃってさ


    死者と語らなきゃ生者は理解できない

    この街が嫌いで出ていったけど、出て行ってわかった。
    嫌いなのは自分だった


    知らぬが花さ


    というわけで、初見。これまたなぜか見逃していた1本。
    いやぁ、これ面白かったわァ(嬉)

    サバナ、むちゃくちゃ怖い。
    このゆるゆるじわじわくる南部の街の怖さがたまらない。
    ブードゥーのおばちゃんは最初から何もかも、事件が起こる前から何もかもぜーんぶわかってたんちゃうの。
    街に戻ってきたレディたち、未亡人たち、みんなみんな魔女なんちゃうの。
    ホラーでブラックコメディで、ジョン・キューザックが街の人々に唖然とさせられ、ぽかーん( ゚д゚)となるたびにプっと笑ってしまう。

    mayonakanosabana1.jpg

    「振り返らずにいきな」
    そう言われたのに墓場で振り返って立ち止まったキューザックは、結局街に留まることになってしまった。
    本人は嬉しそうだけれど、もう二度と出られないに違いない。
    おばちゃんは笑う。おばちゃんのサバナが笑う。
    百物語で手を抜けなくなるあの地獄のお湯みたいな街。
    怖いねぇ。

    会話もシュール。なんちゅー会話。なんちゅー住人たち。(魅力的ではある)
    一番恐ろしかったのは、昔美女だったというおばあちゃんが笑いながら「あたしも男を撃ってやるわ。アハハ~」と25口径を振り回すところ。(そこでのキューザックも最高である)

    ジョー(目にアラン・ドロン入ってる)が最後にもう少し出てほしかったなぁ。
    キャストはみな良かった。
    ハウスオブカーズのフランクの印象が強すぎて若い頃を思い出せずにいたケヴィン・スペイシーは、おお、懐かしい。でも、このころから妙な威圧感というか、やばい雰囲気というか、やっぱりオーラがすごいよなぁ。色気があるし。そして、ほんといい年の取り方してはるわ。
    ジュード・ロウは細かった!!若さが画面から飛び出てましたわ。

    category: 映画感想

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