終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    血を吸うカメラ  

    ちをすうかめら

    『PEEPING TOM』 1960年 イギリス

    初見。面白く見た。
    原題は、のぞき魔、窃視症で、ストーリー中にもこの言葉が出てくる。
    狂人の話ではあるけれど、彼は学者の父親からの被虐待児であり、その後遺症が人生を破滅に追いやったという悲惨な顛末。
    すごく可哀想だったわ。

    「治りますか?窃視症は治療できますか?」
    必死になる主人公に、のんきでミーハーなお医者は「2年もあれば治るよ」と明るく答える。それを聞いて絶望のまなざしになるマーク。
    もちろんのっけから彼は犯罪を犯してしまうので、ハッピーエンドはありえないのだが。
    あーあ。もう少し早くにヘレンに出会えていれば。
    撮る撮られるの関係も、もっと素敵なものになったのに。彼女といればカメラは仕事だけと割り切って、違う人生が歩めたに違いないのに。
    ラストの父親の声と息子の声にぞっとして終わる、まことに腹の立つ、不憫なお話(T_T)

    category: 映画感想

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