終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    ザ・バンク 堕ちた巨像  

    悔やまれる~。
    楽しみにしていた「ヘイル!シーザー」と「マイケルムーアの世界侵略のススメ」をはしごするつもりで、チケットもばっちり取ったというのに、当日になって体調不良でダメに。
    あぁ、なんてこった。私もいよいよヤキが回った。こんなことはいままで(あんまり)なかったのに。
    これからは、体調管理一番生活をしなければならない。映画のために!!!

    international1.jpg

    『THE INTERNATIONAL』  2009年 アメリカ・ドイツ・イギリス

    というわけで、ケーブルさまさまの日々。
    初見映画をゆっくり見られる幸せ。

    この作品はタイトルでなんとなく敬遠したまま忘れちゃっておりましたが、おおお~
    面白かった~~~(嬉)

    ティクヴァ監督も、いろんな映画を撮っておられること。
    オットは、見終わって「モヤモヤする」と言ってましたが、私はむくむくと元気がでた。
    やっぱり筋は通さなきゃね。
    一個人が世界を救えるわけじゃなし、自分は自分のできることを、自分なりの筋を通すまでだわ。
    「わたしを殺っても世界はなにも変わらない」
    そうかもね。でも、自分はお前を許さないよ、という。
    世の中そんなに単純じゃないのは百も承知だが、あえて複雑化させなくていいこともあるだろう。
    だからサリンジャーを見ていると溜飲が下がる。

    そういう意味では、サリンジャー&ホイットマン(登場人物の為人を表すわかりやすい役名(^^))ら同様、暗殺要員の男も下衆さは皆無。むしろ美術館での銃撃戦(これがまた見ごたえたっぷり!!!好き好き。)以降の、サリンジャーと彼にはなにか共通したものが感じられて、ほんの一瞬うっすら友情めいたものすら漂うところが良い。
    こっち側、あっち側なら、彼ら二人はこっち側、というやつ。善悪では測れない、まぁ、あえて言うなら下衆かそうでないかというはかり。
    独りでがんばる男(ボーンもそうだが)にヨワい私は、二人に思わず肩入れしてしまったぜ。
    暗殺者は最後までプロフェッショナルのまま死ぬ。
    死んでる場合か!!と怒るサリンジャーだが(ほんとにそうなのだが)、ここからまだ諦めないのがさらに良い。

    物語は、多少偶発的なものにウエイトかかりすぎな部分もあるけれど、最後まで楽しめる。
    海外のあちこちのロケ(あ、ここ行ったわ!と気が付いて見てみると、その撮影技術による作られた色調に、なるほどな~~!と違う楽しみもあったり)も、音楽もよかった。
    また、役者陣の面構えがかなりよいなと。ティクヴァ監督常連という撮影監督のフランク・グリーベの手腕&監督の美意識か、実にみないい顔に映っている。あっち側もこっち側も。
    ほんの少しの出番でも、しっかり脳にインプットされる。
    NY市警の刑事たち、良かったなぁ。あっという間にはめられて殺られちゃうハンサムなスナイパーや、彼を殺るイタリアの警察幹部、NYの整形外科医、銀行関係の面々もよい。もちろん、紅一点のナオミ・ワッツは言わずもがな。
    あとで考えると突っ込みどころもあるけれど、面白い作品で満足満足。

    クライヴ・オーウェンは、あわわ、ちょっと濃いなぁ、こわいなぁ、と思うことが多いんだけれど、教授役と今回の役は大好きだ。



    category: 映画感想

    tb: --   cm: 2

    コメント

    こんにちは。体調いかがですか?無理せず映画楽しんでくださいね。梅雨入りも近いようで、気圧のせいもあるかもしれませんね。

    さて、「ザ・バンク」。好きな映画なのに私の感想今読み直すとびっくりするくらいちょこっとしか書いてない!自分で自分にがっかり(汗)。武田さんのようにもっと微に入り細に入り書きたいことあったはずなのに、自分の文章力のなさと言ったら。

    武田さんの感想、どれも同感です!うんうんそうそう、と頷きながら読みました。
    ガラス張りのフランクフルト空港駅は他の映画でもよく出てくるし、建物の屋上のシーンはダニボンの007でもバイクチェイスシーンに出てきたし。ここはトルコだったかな?確か。世界中あちこち移動する映画ってそれだけで楽しいですよね~。

    クライヴ・オーウェン、もっと活躍してほしいですね。そしてティクヴァ監督の作風の幅の広さに驚きでした。



    トリみどり #tUEYA2/g | URL
    2016/06/06 09:48 | edit

    トリみどりさん、こんばんは♪
    コメントいただき、うれしいです。
    すみません、また今頃お返事返してるワタシ・・・
    映画愛より、年齢疲弊が勝ってきている昨今、いけなかった映画たちのチケット代が悔やまれます~~

    さてさて、この映画、おすすめしてくださってほんと感謝でございます(嬉)
    予想とまったく違う展開で、アドレナリン爆走の銃撃戦まであって、満足満足でした。あやうく見ないまま終わるとこでしたわ。
    トリみどりさんがご覧になったとき、きっとお忙しかったんだわ。

    そうそう、これも見逃すところだったカメオ出演情報もありがとうございます。うふふ。ワンショットでも、やっぱり目立つひとは違いますねぇ。
    出てくるひとたち全員それぞれのスピンオフが脳内で上映されそうな勢いのワタシでございます。(あやしい)

    そうそう、ロケもほんと素敵でしたね。あっちこっち楽しかった~。

    クライヴ・オーウェン、もひとつ地味な感じだけど、いい表情の俳優さんですねぇ。

    武田 #- | URL
    2016/06/07 19:21 | edit

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