終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    イヴ・サンローラン  



    『YVES SAINT LAURENT』 2014年 フランス

    見たかったのだわ、これ~
    嬉しいな。ケーブルにて。初見。

    のっけで気に入ってしまったのが、イヴの手。
    サンローランの手はこうでなくちゃ~。センシティヴな芸術家であるイヴの手は~

    デザイン画だけでも思わず見入ってしまう。
    (もーちょっとゆっくりじっくり見せて~という感じ)
    ちゃんとお転婆ルルもいたわ♪ 
    彼がデザインし、お針子さんたちが形にした洋服のなんと美しいこと。
    色、生地、形、モデルさんたちの身体に沿ったライン。
    革新的であっても、やっぱりどこまでもエレガント。

    イヴサンローラン
     
    イヴは美を愛した。
    審美眼や才能はどこからくるのか。
    誰も教えられない。

    ピエールのモノローグ・・・。
    まったくなぁ。そして、それをフルに活用し、常に創造し続けることを仕事とし、人生とする状態ってどんなであろーか。身を削るきつさであろうというのは凡人でも想像がつく。
    コレクションのシーン、うっとりなんだけれども同時にハラハラしっぱなしであった。
    私生活については、いかにも人間だ。
    ふたりの人間の変化していく関係も、あぁうんうん、そうだろうねぇ。かなしいねぇ。と。
    本当のことは本人たちにしかわからないけれども。
    愛って、生きるって、すばらしいし、かなしいわ。

    YVES SAINT LAURENT

    ふたりは、コメディ・フランセーズの役者さんだそうな。根っからの舞台人演劇人、さすがのイヴとピエールだった。
    (マラケシュについたふたりのシーン、なぜか涙がこみあげたなァ)
    この二人共演の、今度は喜劇を見てみたいかも!
    イヴを演じたピエール・ニネの、骨格の美しさには惚れぼれ。どっから眺めてもきれいなの。
    ええなぁ、あんな骨を持ってたらさ~、も、他になにが要って?(笑)
    ヴィクトワールの女優さんもきれいだったな。
    まぁなんというかあまたの老若男女がみなうつくしい作品でありました。


    20100314_665452.jpg

    70年代に出た彼についての本の中で妙に忘れられない箇所。

    「エレガンスは意識の問題なんだよ」
    「ファッションとは美しさであり、人々の物腰や態度そのものだと思う」
    「(『失われた時を求めて』を)読み終えてからも長く読者の心に残るのは、最後まで持続する真理の探究である。最後の巻でプルーストは、彼がかつて知っていたことの影だけを見出す。プルーストは時間を創造的なものではなくて、破壊的な力とみなしていることが、イヴに感銘を与えた」


    ひるがお2

    サンローランが衣装デザインした昼顔も久々に再見したくなってきた。


    category: 映画感想

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