終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    TURNER  



    この絵は来てない(そもそも所蔵美術館が違う)展覧会でしたけど、行ってきました。
    (18の頃「アルチザン」(山下達郎)というアルバムの中の「ターナーの汽罐車」が好きだったので、
    この絵だけはそれ以来なんとなく気になっている)

    Turnerは、ぼんやりしてる…というなんともヒドいイメージを長年持ったままのあほな私、
    ちょっとはTurnerのことがわかるかしら、と見に行ったのですけど。
    画家のスケッチブックや使い込んだ道具一式、絵の具がついたままのパレットの類まで展示されていたので
    興味深く見入りました。

    肝心の絵は、特に、ぼんやりしていると感じてきた絵は、なるほどひじょうに文学的なんだなと思ったり。
    自分のなかで一回消化して、それから描く世界。省略の美というか、他人にはなかなかわからんよなとか。
    イタリアの空は、そうでない地域の絵と違い格段に明るくて眼を奪われるんだけれども、
    その下の世界は…とか、画家のコンセプトは他のどこの国にいても同じだったり。
    (戦勝万歳な絵なんかには絶対しなかったせいで、その後二度と王室からの依頼はなかった、とか、Turner、気骨のある人物だったのか、描きたいものを描くんだ、俺が感じたものを描くんだという頑固さが芸術家だワ。人間の肉体とか表情にはあまり関心はなかったのかしらん)

    もちろん、実験的な面白い絵もあれば、細かな素描、水彩画もあり、光の具合も気になり…
    この絵は未完成かも(詳細は不明らしい)という作品もいくつか。
    画家がどんな風に絵の具をのせていったのか、色を作っていたのか見ることができたらなァ…

    自分が一番長い間見入ったのは次の2点でした。(自分の目でみた色合いとはやっぱり違うけど)


    Peace Burial at Sea



    The Thames above Waterloo Bridge

    category: 芸術時間

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