終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    フ…ランス……ばんざ…い…!  

    そういえば、先日急に思いたって、生まれて初めてベルばらを読んだのでした。← ものすごく遅

    うわぁ、読む機会があったのになぜ私は今の今までこれを読まなんだか。
    これこそは子どもの間に読むべき漫画であった。あぁ、私のあほ!あほ!
    と地団太踏んじゃう面白い作品でした。ドラマチックですごかった。

    初が小1の時だったか小2の時に連れていってもらった映画のベルばら(ジャック・ドゥミ監督)だったので、
    それで満足しちゃったのよね。
    その頃確かアニメもやっていたけど、照れくさくて見ないままだったのよね。
    宝塚はせっかく学生時代に友人がビデオを見せてくれたけど、「ごらんなさ~い、ごらんなさい♪」という歌でひっくり返って入り込めず、あまり内容が掴めなかったし。(Me And My GirlやGuys & Dollsやエリザベートは大好きなのになぜだ)

    IMG_20150318_214419.jpg
    (ものすごい箱に入って届いたベルばら。薔薇とオスカル、花咲ける騎士道みたいなアンドレとオスカル、アントワネットさまとオスカルなどが各面に描かれております。「なにこの箱?ベルばら??オカーサンがベルばら?うわ、じわじわくる!信じられへん!どしたん??やだ!ポストカード付きって、それどーすんの!」と、騒ぎたてる子。うるさくてよ。)

    で、何がいいって、やっぱりさまざまな人間模様が垣間見られるところ。
    それと、いい子いい女だろうがこ狡い女悪女だろうが、時代のうねりのなか不幸のどん底に突き落とされ、容赦なくぶっ殺されて退場していく数多の女性たち。これがみな実に己に忠実なのでスカっとするのです。
    自分の生を全うするべく、がむしゃらに生きる様が本当に小気味いい。
    恋人たちが、思いを何年も何年もかかえてようやく一夜限りの夜を過ごすのもよかったな。いまではもうありえへんかも…

    読んでる側に、常に革命が近いのをひたひたと感じさせる伏線の数々や、史実の人物と漫画のキャラクターが絡んでそれを後押しする描写も良かった。なるほど、これは革命前後の西洋史に読者が詳しくなるのも当然だわ。
    個人的には、危惧した通りバカになっていく娘を異国で心配するマリア・テレジア御大の姿が辛かった。

    思わず涙したのは、おばあちゃんに甘えてから謝るオスカル様(T_T) そして、フランス、ばんざい…。
    (むかーし観た映画のラストとはだいぶ違いました。)
    意外だったのは、アンドレがなかなかかっこよくならないところw
    国のことを憂いて「アンドレ、何か言え!」と怒りまくっているオスカル様に対し、(そんなお前が好きだ)ってズレまくっていたり、オスカル様大ピンチだというのに剣の腕がいまいちで役に立たぬ上に、(フェルゼン様がきた!もう大丈夫だ!)なんてホッとしていたり、あれ?あれ??しっかりしてよ~~~と、しばし妙な気分になるほど最初、頼りにならないんだもん。
    徐々に扱いが良くなって、今までのおマヌケ発言は、身分違いだから仕方ない、自分はただそばで守るしかない(役に立たなくても)っていうのが根底にあってのことだったのね!と考えられるようなアンドレに変わってきましたけど。で、さらに、がんばれ、がんばるのよ、アンドレ!!と拳かたくして応援してしまう男になりましたわ♪(あぁ、よかった)

    そうそう、この漫画を読みながら思い出したのが、大昔、15,6の頃 読んだ銀河英雄伝説というすごいタイトルの小説。相当面白い(そして、形容詞もものすごいので思わず赤面する)大河ものだったんですけど、作者さんはきっとベルばらも大好きだったはず、って思いましたわ。あの小説は、当時、洋画で実写なら配役誰にするかしばし考えたな~。いやぁ懐かしい。登場人物多すぎて、途中でやめたけど。

    って、年を取ると、すぐ昔話になってしまうよ^^;

    週末、ベルばら、もう一回読もうっと。

    category: その他の感想

    tb: --   cm: 0

    コメント

    コメントの投稿

    Secret

    プロフィール

    最新記事

    最新コメント

    月別アーカイブ

    カテゴリ