終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    逃避中  

    指が痛い間、借りてきたクラウドアトラス上下巻を読んでいたのですが。

    ca.jpg

    うーん、なんといったらいいのか。
    とにかく、この原作をよくもまぁあんな風(映画)にまとめたものだなと。
    製作にかかわった皆様方お疲れ様でした、と。
    脚本仕上がるまでにどのくらいの期間を要したのかしら。

    時間がかかって読み通せなかった章もありましたが、(ダメダメ)
    手紙パートとルイーザ・レイパートは読破。(やっぱり)

    フロビシャーの痣の位置が「鎖骨と肩甲骨のあいだのくぼみ」となっていて、
    それって、どこ?ここ?この辺か?と、しばし人体模型図を眺めながら肩のほうぼうを押しまくったりして。
    で、たぶんここだな!と目星をつけたのが、ぎゅっとやると気持ちのいい部分。
    調べたら、どうやら巨骨というツボのよう。(ツボじゃちょっと色気不足かしら?)

    ルイーザ・レイもまったく同じ位置に痣があるんだけれど、映画のようにダーシーさん…じゃなくて、
    一緒にエレベーターに閉じこめられたシックススミスがそれを見つけたりはしない。
    シックススミスは映画の印象も原作の印象もおんなじだったな。
    原作では、映画よりかなり不安定、その上不実というか奔放(ウィショーくん、台詞のないシーンの眼差しひとつでそれを表現してたよなと。あの悪い目、良かった~)な芸術家である想い人に、「ああしてくれ、こうしてくれ、金送ってくれよろしく」といろんなことを頼まれて、ついでに恋に落ちた話(若い女の子である!)から思い切りフラれた話まで手紙で延々聞かされておりましたわ・・・
    フロビシャーも悪気はないんだけれどさ・・・だいぶシックススミスの片思い度が大きいわよね。
    ま、一番は音楽だからな・・・

    映画と原作は似た香りはするけれども、たとえば、私が勝手にヤキモチ妬いたシーンも映画のオリジナルでした。
    ヤキモチは妬けるけれどいいシーンだったので、なんでそういう場面をあえて作ったのかなと思ったら、なるほど~。
    原作のなかで、巨大組織の不正を告発しようとしている物理学の権威である老紳士のシックススミスが、イギリスに帰国する前日、そして殺される間際になって口ずさむ歌からインスピレーションを得て広がってるのだなと。
    (フロビシャーの最後の手紙も、原作ではニュアンスが違うのよね。永劫回帰を信じることで安定を得られる、というような独白になっている)

    口ずさむのは、ジョン・デンバーの悲しみのジェット・プレインという曲なんですけど、よく知らない歌だったので調べてみたら・・・。せ、せつない・・・(T_T)



    So kiss me and smile for me
    Tell me that you'll wait for me
    Hold me like you'll never let me go 
    ですって!?(T_T)

    There's so many times I've let you down
    So many times I've played around
    I tell you now, they don't mean a thing
    Every place I go, I'll think of you
    Every song I sing, I'll sing for you
    When I come back, I'll bring your wedding ring 
    ですって!?(T_T)(T_T)


    Now the time has come to leave you
    One more time let me kiss you
    Close your eyes I'll be on my way
    Dream about the days to come
    When I won't have to leave alone
    About the times, I won't have to say 


    も、映画やん…。
    映画のふたりやん。

    原作では、シックススミスがこれを歌っているんだから、フロビシャーにこう言ってもらいたかったなぁと思いつつのお気に入りsongなのかな?と思ったら、ますます可哀想(T_T)(T_T)(T_T)
    てことは、むしろ映画で多少なりとも救われてるってことよね。
    (もう、脳内がシックススミス=ダーシーさんになってるので言ってることが変かもしれない。いつも変か?)
    ティクヴァ監督ありがとう。素敵な原作との融合だわ。


    まぁ、「アナとオットー」が大好きなわりに輪廻転生とか永劫回帰とかあまり好きではなくて「今しかない!」と骨の髄まで思って生きているせいで相いれない部分が出てくる、というのがそもそも私の問題なんですけど。

    あーあ、もっと映画に浸りきれって話だわ。中途半端。

    category: 雑談

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