終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    PHILOMENA  

    philomena.jpg

    『PHILOMENA』 2013年 イギリス、フランス

    先に読んでしまった原作がとても良かったので、映画を見るのを少々躊躇していたんですが。

    これは見てよかったかも。
    原作はマイケルへ、こちらはフィロミーナへ贈られてる(まぁ、どちらにもだけれど)作品であるなァと思いました。
    あの原作をこういう風にまとめたとは、脚本家&監督さん賢い!と思ったら、ジャーナリスト役のSteve Cooganも書いてるのね。(好きな顔)
    フィロミーナ、とってもチャーミング♪
    最初は無意識に”三面記事やロマンス小説ばかり読む教養に欠ける庶民”というつまらない色眼鏡で彼女を選別して見ていたインテリジャーナリストが、フィロミーナの生き方と人間性そのものに深く敬意の念を抱き、篤い友情が芽生えるとともに彼自身のどこかが変化していくという見せ方がとてもうまい。

    映画オリジナルで面白かったのは、(悲しみに彩られたドラマでありながら、ユーモアもちょこちょこ入れて描かれる)
    マーティンが思わず、ピートのお家のドアに突っ込んだ足を素直にぬいちゃうところ。
    よ!オックスフォード!!作戦大失敗。育ちがいいからw(口は悪いけど) 

    ジャーナリストとフィロミーナの間に育まれる友情、愛情、共感などさまざまな感情の変化の描写が良かった。
    さらりとして、べたつかず、嫌らしさゼロ。フィロミーナはまさに聖女だよなと。

    「僕はあなたを赦さない」
    あなたを赦します、と言ったフィロミーナが出て行ったあとで、ジャーナリストが修道女へ一言だけぶつけるこの言葉。

    うーん、やっぱりこの映画は脚本がいいと思う。90分ですぱっとまとめあげて、大事なものだけ心に残る。

    もう一度、原作を読み直そう。

    category: 映画感想

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