終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    トム・ジョーンズ  




    『The History of Tom Jones, a Foundling』 1997年 イギリス

    BBCのミニシリーズ。もちろんダーシーさん目当てで鑑賞しました♪初見。

    衣装やロケ地が見応えたっぷりでした。
    一種の貴種流離譚かなと。18世紀の英国文学の世界。
    独特のユーモアと風刺がいっぱいでしたわ。
    まぁ人々のしたたかなことといったら。(引くほどしたたか)
    なんでもまずは、お金。くれなきゃなんにも教えてあげないよ、が徹底しすぎてて苦笑。買収は当たり前。
    完全無欠の善人なんて出てこないところが可笑しい。庶民も逞しいです。
    貴族、上流階級ばかりでなく、あらゆる階層、あらゆる職業の男女が入り乱れての壮大な物語でした。

    サマーセットシャーの大地主オールワージーがロンドンから戻った夜、彼のベッドに見知らぬ赤ん坊が寝かされていた。自身の子のない地主は、赤ん坊をトム・ジョーンズと名付け養育する。天真爛漫で女の子が大好きなトムはすくすくと成長し、さまざまなトラブルに巻き込まれるものの、その正直で明るく優しい性格がみなから愛されるのであった。隣家のソフィアとは相思相愛だが、捨て子であるトムとの仲は周囲からは許されるものではない。やがて、オールワージー家に住み込む家庭教師や地主の甥の策略によってトムは家を追い出されることになる。彼を待ち受ける運命、ソフィアとの恋の行方、そして彼の出生の秘密とは…!!

    てな感じなのですが。あらすじをものすごく端折ると。




    いやぁ、登場人物たちがなかなかのハイテンションで、連続視聴は体力勝負でございました。
    ソフィアはサマンサ・モートン!!(わたし、『CODE46』以来かも)
    主人公のトムが女性によくモテるんですけど、彼も女好きなのでなんだかもう…^^;好青年ですけども。

    お話はお話として、ダーシーさんが演じる地主の甥ブリフィル青年は、
    客観的にみてちょっと悲惨すぎると思いましたわ。(お目当てゆえの贔屓目とかでなく)
    生まれ落ちたときから、誰ひとり彼を愛する人がいないなんて!!
    実の母親までも彼を赤ん坊の時から拒否して抱かないのです。(旦那への恨みを子に向けてしまう)
    トムと一緒に育てられたにもかかわらず、欲の権化のおっさんふたりに養育されたので
    本物の愛情はまったく知らぬまま。(おチビちゃんのときでさえ手も握ってもらえないのよ~)
    おかげで性格が暗く冷たくねじれてしまって、いよいよ誰からも愛されないという。ひどい。
    地主氏もできた人間なのに、甥っこの環境、もう少しなんとかしたってくれよという感じ。




    若いダーシーさんのブリフィルはこんなんで、おっとり上品。
    あんな陰気な男に嫁ぐなら死んだ方がまし、とかさんざん女性からも嫌われるんですけど、
    どう見ても彼が一番可哀想やん!!と同情してしまってなんだかなでございました^^;

    ラスト、彼は泣き崩れて許しを請うのですけどやっぱり誰も助けない!!
    情状酌量一切なし。更生の機会ゼロですか~??
    結局そのまま雨の中、ひとり寂しく育った生家を肩を落として出て行くダーシーさん。
    か、可哀想すぎる…(T_T)
    いやいや、一度も可愛がられたことのない彼の生い立ちをよく考えてみてよ伯父さん!!
    そもそもあなたの見る目がないから甥っ子がこんなことになったんちゃうの~~???
    釈然としないままハッピーエンドで幕を下ろす物語。
    むぅ…。5エピソードもあって、一度も誰からも愛されないって…(T_T)





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