終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

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    二ツ星の料理人  

    BURNT.jpg

    『BURNT』 2015年 アメリカ

    初見。
    お友達の「おすすめ!」と、キャストの面々に惹かれてフラーっと観に行ったらば、
    これが正解!!(嬉)

    いやぁ、よかったわぁ、この作品。好き好き~♪

    帰り道はすっかりご機嫌になり、
    帰って早速バターたっぷりのオムレツを作ってもりもり食べたら
    翌日1キロ増えとった~~~(>_<) (そらそーだ)
    でも、おなかすくんだもの~。
    すっごくお料理がおいしそうなんだもの~。
    ダニエル・ブリュールが可愛いったらないんだもの~(嬉)

    じめつかずスカっとした、すてきな人間賛歌でした。
    人はひとりでは生きられない。
    人を頼るのは弱いからじゃない。強くなきゃできないのよ、ってね~♪
    いちばん大事なときに殴り付けたら、そらおんなじことやり返されるわ。
    人間だもん、当然。
    でも、そっからよね。
    ミシェルとも新たな関係を築けるんじゃないかしらと思える展開。
    見終わって、素直な気持ちで(あぁ、よかった)としみじみ。
    元気が出て食欲増進で、美味しいものを食べにいきたくもなる映画。
    つくりはきわめてオーソドックスといえるかもしれない。
    むかしは、こういう作品をたくさん見ていた気がするんだけど、昨今ではむしろ新鮮・・・・

    「”七人の侍”って知ってるか?あれが俺の理想だ」

    ふふふ。アダムよ。
    今後はじっくりと官兵衛のように(つまりは師匠のジャンのように)なっていっておくれ。
    トニーの愛は深いよ、しかし。海のように広くて深い!!

    キャストは盤石。
    最強のふたりのドリス、踊ってくれないかな。ちょっとだけでいいから・・・
    なーんて思っちゃった。
    サム・キーリーはどこで見たんだろう。あ、久しぶり!って思ったんだけど…。
    リースは好みの顔だったわ~。マシュー・リスという俳優さんらしい。覚えておこう。
    今回、ラブリーすぎのダニエル・ブリュールは、いったいいくつになったのかしら。
    青い棘や、グッバイ・レーニンを見直したくなったぞ。
    ウマ・サーマンやエマ・トンプソン、アリシアちゃんもいましたが、
    久しぶりのシエナ・ミラーが相変わらずのチャーミングさで惚れた。
    ブラッドリー・クーパーは、ウィンブルドン中継でばかり見かける男だけど(笑)、
    映画館ではお初。こんにちは。
    死にたい・・・というシーンでは、ちょっと泣いちゃったよ。隣の若いお姉ちゃんと一緒に(^^;

    たまには、こういう帰り道に気分よくニコニコしちゃう映画を見なくちゃいかんなと思いました。
    そして、お料理はもうちょっと丁寧に作ろう(^^; とも。





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    category: 映画感想

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    収穫  



    その①。ずっと見たかったル・テアトル・ディオール

    おおお、たいへんいい気分。
    繊細な手仕事にほれぼれ。
    美しいフォルムにほれぼれ。


    book25.jpg

    その②。おお、シンクロニティ!!と思わず手に取ってしまったワ~
    映画と現実が錯綜する傑作長篇、というのだけど、
    スティーヴ・エリクソン氏、お恥ずかしや初なのだけど、

    楽しみすぎる~~(柴田さん訳だし)








    category: 雑談

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    無題  

    気になっていたエゲレス。なんと、離脱!!職場で、みな、ぎょっとした。
    長い歴史のなかでの、現時点でのこの選択・・・今後EUは。メリケンの選挙は。なにより問題山積のワガクニは。5年後、10年後、50年後、100年後・・・10年前、50年前、100年前……とバカな頭であれこれ考えていたらへんになりそうなのでやめた。

    ところで、先日思い出したMontgomery Clift について、確かこの本に・・・と引っ張り出し、数十年ぶり?に読んでいたら、

    カポーティとの対話

    『クリフトのことを考えていると、いつもマリリン・モンローを思い出す。マリリンはいつもいっていた。「私の知っている人で唯一私よりも不幸な人生を送っているのはモンティ・クリフトよ」と。モンローがこういうのはちょっと面白いね。彼らは多かれ少なかれ、同じ問題をかかえていたんだから。』

    という箇所があり、よけいに哀しくなった・・・。(カポーティもまた、なのだが)

    軽く追悼月間にしようと思ったら、ちょうど来月BSプレミアムで「赤い河」をやるみたい♪
    元気なときの彼を堪能せねば~。




    うわ、これも高校のとき以来だわ!いかにもハリウッド映画だわ。
    あらためてなんてきれいなのかしら、リズ・テイラー。
    ええい、もっと美男美女を見ていたいのに、おじさんが邪魔じゃ(笑)



    これまたモノクロ美男がいっぱい。ハリウッドだわぁ。いいわぁ。フレドリック・マーチもいる♪
    私の愛するマックィーンとジェームス・スチュワートとアステア、それにボギーがいないけど(^^;
    モンゴメリー・クリフトはやっぱりとってもきれいな顔。(暗さもまた美である)
    エロール・フリンとロック・ハドソンは残念ながら作品をよく知らないのだが。

    しばらく逃避。







    category: 芸術時間

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    50年  



    なぜか昨晩、突然思い出した。ので、調べてみたら、
    来月で天に召されて50年なのか…。

    自分のなかでは子供の時から勝手にTVやビデオで慣れ親しんできた
    「ハリウッドスター」のひとり。

    どこが好きだったか考えてみると、
    ほかの人と違ってちょっと(いや、かなり)暗いところ。
    黒い大きな眼はほとんど笑っているイメージがなくて、どこか切羽詰っている。
    (モノクロ映画しか見たことがないので、黒い眼)

    好きな出演作は、
    若いときのもいいのだが、やっぱり

    これと

    mc4.jpeg

    これ。

    mc3.jpeg

    この2本は1年に1回は見てしまう。
    後者のヒリヒリするような演技は壮絶だ。名演きわまれりという感じがする。

    でも、この年になると、楽しそうに笑ってるところも見たいなぁと。

    で、探したらありました。

    mc6.jpg

    いやぁ、なんかホッとするなぁ(嬉)
    赤い河の撮影時かしら。

    Montgomery Clift 1920年10月17日 - 1966年7月23日

    あと数年で、わたしも彼の年齢を越えちゃうじゃないの。
    子には、マックィーンとドロンの話はさんざんしてるけど、
    モンゴメリー・クリフトの話もしとかなくちゃだわ。


    category: あなただけ今晩は

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    無題  



    むかし、西洋史の講義で「歴史というのは病気と切り離せない。が、説明してる時間がないから自分で勉強してください」
    と言われたっけな・・・と思い出しながら手に取ったのだが、これは面白かった!!

    文明社会とは切っても切り離せない感染症。
    先ごろ、ツタンカーメン王のなぜか錆びない数千年前の鉄のナイフは実は隕石で作られていたと判明したというので、いまだに謎のピラミッドといい、どんだけすごい文明持ってたのだ!と大興奮したものの、そんな技術力があってもなお、病気には勝てなかったんだもんなぁとしみじみしたところだけれども。

    大きな悲劇、小さな悲劇。
    適応は果たして人類のためになるのか。根絶などありえるのか。次々に消えたり出現したりする感染症。決して快適ではない妥協による共生の道をなんとか探れないだろうか・・・
    素人にも非常にわかりやすい文章で、真摯かつスリリングに綴られていく、古代文明から現代にいたるまでの感染症の歴史。

    著者は、一昨年どかんとやられた下の本を翻訳された山本先生。

    misuzu.jpg

    この本がまた本当に読みやすくてありがたかったのだ。
    そもそもウイルスはいったいどこからきたのか(長年不思議だったのだ!)。なぜ1921年ごろ人類社会にウイルスが入ってきたのか。ごく少数だった患者が、その50年余を経て3000万人にものぼる感染者を出すパンデミックに至ったのはなぜなのか。列強の植民地支配と開発の歴史が生み出したもの・・・
    ウイルスの驚異的な賢さにもまいったし、気の遠くなるような各分野の学者たちの地道な地道な作業にも感じることろ大だったっけ。

    つい最近のエボラ禍もそうだけれど、現代社会に生きるというのはどういうことなのか、感染症と人間社会についてなどなど、素人なりにあれこれあれこれ考えてしまう。
    山本先生のほかの本も読んでみなくちゃ。

    wagauchinaru.jpg

    この翻訳本も面白そう!

    共生。すごく大事な言葉だし、生き方だなァ


    category: その他の感想

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    神様メール  

    神様メール

    『LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT』 2015年 ベルギー・フランス・ルクセンブルク

    初見。

    さすがにはしごはきつかった・・・
    のはさておき、
    なるほど、世の不条理はみんなこの暴力オヤジが決めてたのか、道理でね、納得~
    という出だしからなかなかの突き抜けっぷり。

    妙な邦題と思って原題を調べたら、新しい聖書みたいな感じで、ほう?と思ったら、
    新・新約聖書。なるほど。

    手のダンスがなぜか涙がふきでた。
    それはそれは美しいダンスだったのだ。

    ドヌーヴさまは、ずいぶんまるくなられたのね!!なーんて♪
    いや、ちょっと待て。
    この題材の映画を選ぶ時点で、やっぱり丸くない。
    ふふふふ。



    category: 映画感想

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    ディストラクション・ベイビーズ  

    名画

    『ディストラクション・ベイビーズ』 2016年 日本

    初見。うーわ、これは面白い!!

    わかったふりなし、妙な意味付け、言い訳なし、出口もなし。
    普段そんな台詞使わんし、とガッカリしらけちゃうとこもなかったなぁ。
    まさに、日本の「いま」がそのまままるごと活写されてるような映画。

    あの作品内での祭りの描かれ方もなぁ。ふふふふ。
    とにかく、いろんな暴力を見ることができる。
    殴り殴られる、蹴り蹴られるの暴力だけじゃない。
    同じくらいオーディエンスの行動(動画とりまくりとか)も暴力的。
    見ているこっちは、痛いし、ぞっとしてものすごく恐ろしいし(その恐ろしさがすごくリアルなのだ。一瞬にして無法地帯と化す恐ろしさ。当事者となる恐ろしさ。)、自分の内なる暴力衝動にも気が付かざるをえないという逃げ場のない描かれ方。私は、あのクズ男を殴りつけたかったもんなァ。特に車でわめきちらしてるとき。こいつをぼこぼこにしたい!という衝動に、確かに駆られた。将太を撮りにきた面々とそれに対処する面々にも。

    登場するどの人もこの人も、自分の要素のひとつのような気がした。まったく他人事ではない。


    お初の柳楽優弥の狂犬っぷり。凶器っぷり。
    とにかく狂犬が水を欲するように、見境なく(まぁ、彼なりのルールはありそうだが)噛みつく。払いのけても払いのけても喰らいついていく。しかも、進化しながら。2歳児が砂場を離れないときのしつこさっぽいな、なんて思っちゃったり。
    最初のほうで、彼の歯がとれちゃったときの殴られシーン、ぼこられて鼻から口から血だらけのまま起き上がりこちらを見る眼!!思わず魅入られる狂気のまなざしがすごかった。なんだ、あの眼は。やばい、これはあかん、の眼なのだが。
    「だって楽しいじゃん」みたいな台詞があったが、あれさえいらないほどだったな。

    のっけから仁義にもとる行動ばかりな上に、狂犬の尻馬にのっかって暴れだす唾棄すべきハタ迷惑なチキン野郎裕也を演じる役者さんがまたうまい!(菅田将暉とは彼のことだったのか。覚えたわ)
    将太もすごく良かった。好きだなぁ、村上虹郎くんというのか。と思ったら、UAと村上淳の息子さん!!
    那奈もこれまた良くて、彼女は小松菜奈さんというらしい。三浦さんと池松くんとでんでんさんはかろうじてわかった。が、とにもかくにも役者陣、全員よかった。


    うーむ、観に行ってよかったな、これは。

    監督:真利子哲也
    脚本:真利子哲也、喜安浩平 とのこと。覚えておかなくては。


    category: 映画感想

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    エクス・マキナ  

    ex-machina.jpg

    『EX MACHINA』 2015年 イギリス

    初見。
    いやぁ、面白かった~~!!(嬉)

    楽しみにしていたこの作品、つい先日「悪魔か天使か 羽生善治 人工知能を探る」という番組を興味深く見たこともあって余計テンション上がったまんま映画館に馳せ参じたわけですが、良かったわ~。見ることができて。
    見終わったあともあれこれ考えながら、じわりじわりと面白さを咀嚼中・・・

    人工知能なんて要る?と考えてるうちに、そもそも人間て要る?という話になってきそうな恐ろしさがある。
    日常すでに手放せなくなっているあれこれのサービスの恐ろしさ(スノーデン関係というか)もある。
    ラストは想像通りで、むしろ(フフフフ・・・・)と笑ってしまった自分も気持ち悪い。でも、笑うしかないのだ。
    だいたい、「人間」ていったいなんなんだ?という根本からの問いもある。

    私が一番ぐっときたシーンは、中盤主人公の青年が俺は本当に人間か!?とパニックになるところ。うーわ、ものすごくわかる!!と思って。あれは誰だって追いつめられる。
    そして、彼の善良さ、真面目な好青年であること、気の毒な生い立ち、などがまったく意味をなさないという恐怖。
    いやいや、まいったわ。だってAIだもん、当たり前やん、といえばそれまでだけれど、ロマンティックになりがちな人間にとってはショックも大きいだろう。
    可哀想な彼。
    惨劇の館とかした美しい山荘・・・なんてすてきな映画!!

    見終わってオットに、「自分がケイレヴだったらどうする?」と聞いたら、「そりゃ、彼と同じ行動するにきまってるやんか!!」とのこと。だよねぇ。わたしもAIがダーシーさんみたいだったら、ケイレヴと同じことするわ。というか、エヴァちゃんでも同じことするな。
    だって、先述のNHKスペシャルのなかで出てきたアメリカの大学で良心についてテストされてる可愛らしいロボットちゃん(彼は、友達のロボットのことを思うあまり、人間からの命令を実行できず悩んで俯いて固まってしまうのだ!!というか、そう見えるのだ)にさえ、勝手に同情して助けにいきたくなったもの。
    人間はすぐ、身勝手な感情移入をしがちな動物なのだ。

    ex-machina-2.jpg

    主人公の青年の名前がCalebというので、変わった名前だ~と、それこそ検索をかけたら、わわわ、そういうことか。同じく、Nathan、Avaってなるほどなぁ。
    劇中出てくるオッペンハイマーが引用した言葉が、NHKスペシャルを見ながら考え込み、時々ふっと怖くなったあのへんな気持ち(ええのんか?ほんまにそれでええのんか?的な)にぴったりだ。これが監督自身の気持ちでもあるんだろう。

    某社のごとき検索エンジンやらその他事業で儲けに儲けている億万長者(古い?)マッドサイエンティストなネイサンが、世界中から集めに集めたデータから作られた作品は完璧だった。
    チューリングテストももちろん合格!!
    「人間」の定義からしてゆらぎまくりだ、これは。まるで、クローン羊ドリーのニュースを見たときのような気持ち・・・。
    キングスマンは中学生必須映画だと思ったけれど、エクスマキナは高校生必須にしたらどうかしらと思っちゃった。


    ほとんど4人しか出てこない作品でしたが、役者さんどの人もこの人も適材適所(嬉)みんな魅力的。
    一番のお目当てエヴァちゃんを演じるのは、コードネームuncleのギャビーがとっても良かったアリシア・ヴィガンダー。可愛いわぁ。横顔が好き。目元も好き。ちょっと機械っぽさが残るしぐさもよかった。
    好青年ゆえに選ばれてしまったケイレヴは、ドーナル・グリーソン。初めましてと思ったら、あれ?いくつか作品を見ているぞ?SWに出てたってどこに~~~??(ごめん)
    マッドなネイサンは、いつもセクシーなオスカー・アイザック。今回はちょっと役作りで気持ち悪めのセクシー。
    そして日本人役のキョウコ。ソノヤ・ミズノさんという方らしい。とっても美しい!!

    うーん、時間がたつほどあれこれ考え込んでしまうコワくて面白い作品だわ。
    落ち着いたら、もう一度観たい。
    監督は、アレックス・ガーランド。




    category: 映画感想

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    見逃さないように  

    エクス・マキナを観に行ったときに予告が流れた。
    これは見たい!!面白そう!!!マックィーンのもみなくちゃな。



    もうひとつは、3月に見損ねたもの。
    みたかった~~~。ので、忘れないように。


    category: 雑談

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    ザ・バンク 堕ちた巨像  

    悔やまれる~。
    楽しみにしていた「ヘイル!シーザー」と「マイケルムーアの世界侵略のススメ」をはしごするつもりで、チケットもばっちり取ったというのに、当日になって体調不良でダメに。
    あぁ、なんてこった。私もいよいよヤキが回った。こんなことはいままで(あんまり)なかったのに。
    これからは、体調管理一番生活をしなければならない。映画のために!!!

    international1.jpg

    『THE INTERNATIONAL』  2009年 アメリカ・ドイツ・イギリス

    というわけで、ケーブルさまさまの日々。
    初見映画をゆっくり見られる幸せ。

    この作品はタイトルでなんとなく敬遠したまま忘れちゃっておりましたが、おおお~
    面白かった~~~(嬉)

    ティクヴァ監督も、いろんな映画を撮っておられること。
    オットは、見終わって「モヤモヤする」と言ってましたが、私はむくむくと元気がでた。
    やっぱり筋は通さなきゃね。
    一個人が世界を救えるわけじゃなし、自分は自分のできることを、自分なりの筋を通すまでだわ。
    「わたしを殺っても世界はなにも変わらない」
    そうかもね。でも、自分はお前を許さないよ、という。
    世の中そんなに単純じゃないのは百も承知だが、あえて複雑化させなくていいこともあるだろう。
    だからサリンジャーを見ていると溜飲が下がる。

    そういう意味では、サリンジャー&ホイットマン(登場人物の為人を表すわかりやすい役名(^^))ら同様、暗殺要員の男も下衆さは皆無。むしろ美術館での銃撃戦(これがまた見ごたえたっぷり!!!好き好き。)以降の、サリンジャーと彼にはなにか共通したものが感じられて、ほんの一瞬うっすら友情めいたものすら漂うところが良い。
    こっち側、あっち側なら、彼ら二人はこっち側、というやつ。善悪では測れない、まぁ、あえて言うなら下衆かそうでないかというはかり。
    独りでがんばる男(ボーンもそうだが)にヨワい私は、二人に思わず肩入れしてしまったぜ。
    暗殺者は最後までプロフェッショナルのまま死ぬ。
    死んでる場合か!!と怒るサリンジャーだが(ほんとにそうなのだが)、ここからまだ諦めないのがさらに良い。

    物語は、多少偶発的なものにウエイトかかりすぎな部分もあるけれど、最後まで楽しめる。
    海外のあちこちのロケ(あ、ここ行ったわ!と気が付いて見てみると、その撮影技術による作られた色調に、なるほどな~~!と違う楽しみもあったり)も、音楽もよかった。
    また、役者陣の面構えがかなりよいなと。ティクヴァ監督常連という撮影監督のフランク・グリーベの手腕&監督の美意識か、実にみないい顔に映っている。あっち側もこっち側も。
    ほんの少しの出番でも、しっかり脳にインプットされる。
    NY市警の刑事たち、良かったなぁ。あっという間にはめられて殺られちゃうハンサムなスナイパーや、彼を殺るイタリアの警察幹部、NYの整形外科医、銀行関係の面々もよい。もちろん、紅一点のナオミ・ワッツは言わずもがな。
    あとで考えると突っ込みどころもあるけれど、面白い作品で満足満足。

    クライヴ・オーウェンは、あわわ、ちょっと濃いなぁ、こわいなぁ、と思うことが多いんだけれど、教授役と今回の役は大好きだ。



    category: 映画感想

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