終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    無題  

    ここしばらく、街に漂うクチナシがとってもいい香りで、
    歩きながら思わず鼻をふくらませております~
    あぁ、いい匂い。

    そして、家事の間じゅう、相変わらずME & MY GIRLのナンバーを
    ふんふん歌ってしまう毎日。(ヅカ効果絶大)
    傍から見てたら気が触れたかと思われそうだけど、いいんだもーん。
    誰も見ちゃいない(猫s以外)し、わたしが楽しいんだからさ~

    そしてふと気が付いた。
    ME & MY GIRLと、キングスマンは似ている。根っこの部分が。

    Manners maketh man.
    礼節、礼儀、マナーが人間を作る。
    自ら努力して自分のものにした礼節、立ち居振る舞いが紳士を作る。
    そして人間は、そういうマナーにしばしば動かされやすい。
    それを手に入れたら、次は本人自身の生き方、中身がモノを言う。
    カッコいいってなんだ、どういうことだ。
    たまたま生まれたお家の家柄やら人種やら階級やらなんてどーでもいいじゃん?っていうあれ。
    もとは、みーんなミトコンドリア・イヴだしねぇ。

    ME & MY GIRLの主人公は、父親は伯爵、母親は一般庶民。いわば二つの祖国を持つ男。
    彼は礼儀を学ぶけれど、結局元々彼が下町で生活しながら培ってきた人柄、知恵、性格の良さでもって己を貫き、彼を値踏みする上流階級にはひとつも譲歩しないまま!物語はハッピーエンドを迎える。
    彼が選び、また彼を選んだ「俺の女の子」サリーは根っからの庶民だけれど、彼女もまたその人柄でジョン卿を魅了し、彼の協力によって礼儀作法を身につけた上で、本来の彼女自身でもって勝負する。
    キングスマンもME & MY GIRLも有り得ない夢物語だけれど、だからこそのニヤリとさせられる反骨精神がいかにもイギリス。
    礼節礼儀マナーってのは武器のひとつになるよ、っていう。
    そのあとの生き方はすべて自分次第!!これは夢じゃない現実。
    誇り高いってのは、出自もくそもない。

    イギリスといえば、今回のポーの一族の新作の舞台もイギリスでした。
    そして、設定された時代が、一昨年夏以来私を夢中にさせている刑事フォイルの時代と被っている。
    昔変わらぬエドガーを見ながら、この物語はこうなるのではないか、ああなるのではないかとしばし考えたりしましたが、続きは冬とのこと、それまでじっと待つことにしよう・・・・
    もう、メンデルスゾーンの像もぶっ倒されたあとの切迫した怖ろしい時代なのだ。
    不寛容、不寛容、不寛容・・・。



    そして、フォイルと同じように、翻っていまを考えるということになりそうな・・・

    が、しばらくは、元気を出さないといけないので、♪あの子こそwonderfulで、marvelousでbeautiful!誰にだってわかるさ~♪、♪考えりゃみんなくだらないことだ。ガタガタしても死ぬの待つだけ。ちょっとした知恵、悲しみ受け流す知恵。アゴで受け止めてニヤリとしてから スマイル♪と鼻歌を歌いながら、暮らすことにする。





    category: 雑談

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    懐かしの・・・  

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    萩尾さんの「ポーの一族」最新作を読める日がくるとは~~~。

    月刊誌を買うなんて中学のとき以来で、なんかワクワク楽しかったわ(嬉)
    しかし、フラワーズとはまったく知らない雑誌だぞ?と思ったら、”2002年『プチフラワー』をリニューアルし、『別冊少女コミック』から一部連載を引き継ぐ形で新創刊された”のだそうで、なるほど~。
    28年ちかく月刊誌から遠ざかっていたんだから、そりゃぁわからなくなって当然だ。

    最後に隠れて(漫画禁止だったので)こっそり買ったのはLaLaで、それには当時大好きだった朱鷺色三角番外編ラヴ・ストーリーというのが載っておりまして、霙一・リンダの恋物語にどかーんと感動して、なんかもういろいろと燃え尽きたのでした(笑)
    初めて従妹に借りて月刊誌のLaLaを読んだ時に掲載されていたのも朱鷺色の一番最初の殺人事件もの前編だったから、もう運命のようなもの。そして、それまでりぼんやなかよしや別マ(だっけな?)を友達に借りて読んでいた自分にとって、LaLaというのはなかなか衝撃だった(笑)

    高校に入ってからは、白泉社の漫画以外では、萩尾さん(だけは高校時代なぜか同志がいなかったが)、山岸さん、吉田秋生さん、木原さんといった方々の新旧作品と、杉浦日向子さん、エースをねらえ!に夢中になったっけなぁ。
    毛人が好き、と言っては怒られ、夢殿先輩が好き、と言っては引かれ、英二はすかん、と言っては呆れられたけど、友人たちもそんな私にいつもたくさんの漫画を貸してくれてほんと感謝感謝だった。
    うーん、懐かしい。河よりも長くゆるやかに や 夢の碑を読みたい。お蝶夫人と坊さん(桂さんだったか)にも会いたい。今読んでもきっと面白いはず。

    さ、今日は家族が寝静まった真夜中に、正座してポーの一族最新作「春の夢」を読むんだわ♪
    エドガーとアラン。再会が楽しみ!!
    萩尾さんと山岸さんの対談や、おまけの「訪問者」「湖畔にて」(どっちも持ってはいるが)も嬉しいねぇ。



    category: 雑談

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    一言感想  

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    新刊!とコーフンしてレジに持って行ったはいいけれど、帰ってよく見たら某氏「選」だった。
    というわけで、半分は既読だったものの、米原さんの卒論(まったく知らなかったロシアの詩人についてのもので興味をそそられた)や、いままで読んだことのない文章もいくつかあり、もちろん再読してもやはり面白いので買って正解。
    米原さんが亡くなってもう10年になるのか…とため息もでるが、久々に彼女の文章に触れて活力up。


    LOLA RENNT2

    『LOLA RENNT』 1998年 ドイツ (ラン・ローラ・ラン)

    初見。ケーブルにて鑑賞。
    ティクヴァ監督作品というので、ずっと見たかったのだわ~♪

    うーん、やっぱり人生気合いを入れて臨まねばな。(違)
    走って揺れるローラの赤い髪と横顔が実によいのだ。
    パターンその2の激走中に流れる曲が、トレインスポッティングで流れるBorn Slippy Nuxxによく似てた。

    LOLA RENNT

    ベッドで交わす二人の会話が中学生みたいで可愛いらしいこと。
    モニ役の俳優さんはけっこういろいろな作品でお見かけするんだけれど、名前が覚えられないのだ。
    先週も「罪悪・ドイツの不条理な物語」で見たばかり。(ここでは弁護士さんであった)

    category: 映画感想

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    愛しのビルとサリー  

    そうそう!
    先日、14年ぶりくらいに宝塚大劇場へ行ったのでした。
    (駅で「ME & MY GIRL」のポスターを見かけて、発作的にチケットを取ってしまった)

    あまりに久しぶりなので、どんな顔して見るんだったっけ?と心配でしたが、
    始まったとたん、(きれい~、華やか~、健全~)と夢の世界にうっとり。
    それに、大好きな演目だけあって脳がほとんどの歌詞をしっかり覚えていた(笑)
    今回は、花組さんでしたが、みんな歌がうまく、見目麗しく、明るくて楽しい舞台でした。

    「愛なんて、愛なんて、中流階級のためのものですっ」
    あぁ、マリアおばさま、好き・・・(笑)

    ME & MY GIRLは、貴種流離譚というかピグマリオン男版みたいなお話ですけど、
    自分としてはどれだけビルとサリーが互いに愛情たっぷりか、がいちばん大事な見どころ。
    もともとこのミュージカルを知るきっかけになった、久世さんと風花さん(昔の月組コンビ)があまりに素敵で、あの温かく可愛らしく切なく美しいビルとサリーをずーっとどこかで追い求めている感じ。
    久世さんは、いくつか見た作品では渋い大人の男が上手だったけれど(正塚作品のカッコよさったら!!)、この時はそりゃぁもう可愛く優しく愛情いっぱい、下町っ子だけどふっと品の良さがのぞく絶妙なビルを演じていて、良かったなぁ。
    そのビルの幸せを願って黙って身を引こうとする風花さんのサリーが歌うナンバー、「あなたの心を一度なくすと」「顎で受けなさい」がほんと切なくかわいそうで涙が出たっけ。(麻乃さんのサリーもよかったなぁ)
    今回の花組さんコンビは、どうかな?と見てましたが、やっぱり温かみがあって素敵なふたりでした。




    ほんといい歌ねぇ。
    一度でも~、あなたがハートのいどころ失くしたら~♪って、勝手に宝塚版に自動変換されるけど。



    うまいわぁ♪ 全編観たい!!
    でも、こればっかりは、やはりヅカ版が一番好き(笑)
    違う。僕は違う。ワルじゃない。って、しゅっとした姿で歌ってほしい。
    なぜ僕が街の灯に佇むか それは彼女を待つのさ…と寂しそうに俯いて、またコートをすっと肩にひっかけてほしい。

    category: その他の感想

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    さらに感想メモ  

    ガオラがやってくれるマスターズ1000の試合観戦が続いた数週間でした。次は全仏!!
    そして阪神もなぁ。怒ったり大喝采したり忙しい。若者が元気だとほんと楽しい。

    その合間に見た映画のメモ。

    酔っ払いが

    『THE WORLD'S END』 2013年 イギリス

    初見。あはは、この写真。いいわ~(喜)
    どんなパブめぐり?と思ったら、あれよあれよといううちに冗談みたいな急展開。
    「宇宙人ポール」には感激してしまったけれども、これはこれで、音楽が~~~。
    音楽が私のなかの何かを激しく揺さぶった!!!(笑)
    もーちょっとロザムンド・パイクの使い方をちゃんとしてよ~とは思うけれども、音楽がそれを超越^^;
    「ホット・ファズ」も見てみなくちゃなァ

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    『TRUGSCHLUSS』 2013年 ドイツ

    初見。ケーブルでやってました。
    邦題が快楽の悪の華!なのに、ぜんぜん快楽と無縁!(笑)
    主人公が男前なので、彼がどうなるのか気になって最後まで見たけれど、話がちょっと残念でした。(こちらも急展開といえば、かなりの急展開。しかもかなり都合が良かったわ~^^;)
    彼はたまにモデル立ちしてたから、もともとそっちの方なのかしらん。
    線が細いけど、やっぱりゲルマン民族!!な彼の顔ばっかりみて終わりました~

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    『PARTNERS』 1982年 アメリカ

    初見。
    ケーブルで懐かしのエイリアンを見ていたら、大好きな顔ベスト3に入る男ジョン・ハートにやっぱり飽きずに見惚れてしまい、それでは飽き足らず、むしょうに彼の未見映画を見たくなって鑑賞。
    これが大正解
    良い作品でした。
    一言でいうと、ゲイ男性殺人事件解明のために、ストレートの女好き巡査部長とゲイを隠してるけどばれてる事務方警官(ジョン・ハートうまい)がコンビを組んで現場のゲイタウンにカップルを装って潜入する捜査もの、なんですけど、ひじょうに柔らかい視点を持って何気なく大事なことをきちんと伝えていて好感度大。
    こういうのをコメディでやるって一番センスが要ると思うなぁ。
    視野が広い映画って素晴らしい。
    自分と立ち位置の違うさまざまな他者(この作品の場合は、女性だったりゲイ男性だったり)の気持ちをごく自然に汲むことができる、したことのない経験によって自ずから気付く、というシンプルで大切なことの見せ方がとてもうまい作品でした。

    category: 映画感想

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    感想メモ  

    休暇中、録りためた映画を大急ぎで鑑賞中。
    初見ものばかりで嬉しい。

    リトルミスサンシャイン

    『リトル・ミスサンシャイン』(LITTLE MISS SUNSHINE) 2006年 アメリカ

    ハートウォーミングコメディなのかとずっと思っていたが、ぜんぜん違った。
    ニコラス・ケイジのウェザーマンみたいな感覚のドラマだなぁと。

    美しい絵の崩壊

    『美しい絵の崩壊』(TWO MOTHERS) 2013年 オーストラリア・フランス

    ないない。

    ある秘密

    『ある秘密』(UN SECRET) 2007年 フランス

    これは…きつい。
    人に歴史あり。国に歴史あり。
    そしてやはり語り継がなければならない。

    EL ORFANATO

    『永遠のこどもたち』(EL ORFANATO) 2007年 スペイン・メキシコ

    デルトロ監督の哀しきホラーでした。
    最後で涙腺決壊。
    ジェラルディン・チャップリンは、お父さんそっくり。

    mad-max1.jpg

    『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(MAD MAX: FURY ROAD) 2015年 オーストラリア

    シャーリーズ・セロン!!シャーリーズ・セロン!!
    (のっけ、タイトルのあとすぐに映る彼女の首筋の美しさよ!!そこからずーっと彼女にめろめろである)
    マックスといえば、大昔TVでみたときのハイウェイに立つ黒いつなぎのメル・ギブソンが思い浮かぶが、今回のマックスはトム・ハーディ。彼のマックスは、あまたの西部劇のヒーローのように、三船の三十郎のように、やることやって独り去っていくのでよかった。また、「讃えよ~」とか平気で言わせてる独裁者をぶっ潰すという気持ちのよい話で、よかったよかった。
    わいて出てくるタコ頭(西洋人は、頭蓋骨がきれいな人が多いが)のうち、アホの子っぽいけど化粧とったらかわいらしい顔立ちのようだ・・・と思っていた坊やは、なんとニコラス・ホルト。彼は面白い作品にいろいろ出てるわねぇ。いつのまにかすっかり大きくなって。(いつまでもアバウト・ア・ボーイの少年が脳内残像)

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    『海に帰る日』(THE SEA) 2013年 アイルランド・イギリス

    主人公のおじさんの岩石系のお顔がとても好きだが、役としてはこまった人であった。周囲にあまり迷惑をかけるのはいけない。ローズだったんか~と思いながら終わるのだが、なーんか老後についていろいろ考えてしまった。シャーロット・ランプリングはいくつになっても素敵。

    category: 映画感想

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    メモ  

    お。観たかったのよ~~~エクスマキナ!!

    6月11日に公開なのね(嬉)




    category: 私的覚書

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