終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    Inspector George Gently  




    これは面白い。ビバ、BBC。『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』。
    友人におすすめされて見てみたら、すぐ『VERA』以来のお気に入り英国刑事ドラマになりました。
    こういうの見たかってん!という苦味のある緻密な脚本に2時間弱見入りっぱなし。
    ダルジール警視やバーナビー、モース、ヴェラの相棒はみんなできた人ですけど、
    ジェントリー警部の若い相棒は、強引でだいぶクセがあるというか、けっこうなタマというか。面白いなぁ。
    彼のおかげでジェントリーの孤高と抑制のきいた人間性がより鮮明になってるんですけど。
    (今回見たエピソードGently Northern Soulでは、最初普通に頭にきちゃう無意識の差別主義者。ジェントリーは辛抱強く彼の成長を待てる余裕がある。死体で発見された女性の恋人の名前、チャーリー・ワッツて。)
    相棒の髪型があまりにあまりなので、ん??と思ったら、なるほど舞台は60年代イギリス。
    時代背景と密接に絡む事件の全容が徐々に浮き彫りになっていく人間ドラマでもあり、見応え十分。
    全エピソード見たいなぁ。

    category: その他の感想

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    私が、生きる肌  




    『LA PIEL QUE HABITO』 2011年 スペイン

    初見。久々のアルモドバル監督作品。
    舞台はトレド。
    どんなお話かしら~とわくわく見始めましたけど、1時間過ぎたあたりからの急展開にはたまげました。
    さすがアルモドバル…よくもよくも。(原作があるようですが)


      あなたには、隠れ場所があります。
      あなたの心の奥に。
      誰にも踏み込まれず誰にも破壊されない場所が。
      その場所には、平和・静寂・自由があります。 
     

    誰もが持つ隠れ場所。
    この言葉が出てきたときから、ベラの行動はなんとなく先が読めるのですけど、彼女がどこからやってきた患者なのかわかる部分が奇天烈。

    優秀な形成外科医であるロベル。
    彼の最初の執念は愛するガルのための皮膚移植だったはずですが、それがだんだんとエスカレートして、ついにはガルの再生を試みてしまう…。娘のための復讐も利用して。

    愛する娘のためですから、自分の手技を生かして復讐するというのまではわかるんですけど(アルモドバルはよく作中で獣じみた衝動を抑えきれない者へ鉄槌を下してくれるから)、お顔を亡き妻(浮気して一度は出ていった妻である)にしてしまうところがアブノーマル。しかも、耐久性ばっちりて。
    それに、実際使えるようにあらかじめアレコレしておくのを穏やかに提案しちゃうのも狂ってる。受け入れるのも変じゃない?(T_T)しかも、ロベルはベラを愛している!

    結局、罪を犯した登場人物たちは全員自分のしたことへの報いは受けることになるけれど。


    常識やモラルを軽く飛び越えて愛する者を守ろうとする、勘の鋭い母親像は相変わらず。

    ノルマの魂が安らかであることを祈るばかり。






    奇妙な味わいのラスト(どうしようかしら…とちょっと途方に暮れる)も面白いですけど、ビセンテの母たちもやはり”ベラ”を守り抜くと思いました。(しかし、微妙な三角関係になるだろか…)

    相変わらず、色彩感覚、音楽とも素晴らしかった。まさかこんな内容とは思わず、印象深い一本となりました。
    もしも、ベラがあのとき新聞を目にしなかったら、もう少しロベルと関係は続いただろうか…。
    街へ出たことで、ベラの隠れ場所も何かに浸食されやしないだろうか。そんなことを考えてしまいます。


    category: 映画感想

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    Lea  






    リアちゃんはもう動き出してる様子。

    動いたほうが気がまぎれるというのもあるだろうけれど、それ以上に周囲のことをよく考えて行動してるみたい。

    めっちゃ応援したい。

    category: あなただけ今晩は

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    Cory  




    この大らかなあったかーい雰囲気、明るく感じのいい笑顔が我が家はみんな好きで。

    珍しいほど応援したくなる可愛らしいcoupleだったし。







    まだSeason3に入ったばかりの自分の中では、フィンはいまもカートパパのお店で車をいじりながら

    「お金ためなくっちゃ」とレイチェルに話してる男の子のまま。将来をどうしようかなと思案中の。

    フィンが大会でどうだったのか、卒業までどうだったのか、Coryのお仕事をちゃんと見て、

    それから追悼することにしよう。

    category: あなただけ今晩は

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    君を想って海をゆく  




    『WELCOME』 2009年 フランス

    初見。『マドモアゼル』『灯台守の恋』のフィリップ・リオレ監督作品というのでレンタル。

    うーん、こんなお話だったとは…。
    物語が終って初めて出てくる皮肉な原題「WELCOME」。
    邦題がかえってその皮肉を強く感じさせる効果をあげているかも…と思いましたわ。(いやほんとに)
    見始めたらラストまでまったく目が離せない展開。
    リオレ監督の言いたいことはストレートにこちらの胸に刺さる。二重三重の皮肉。

    強まっていく難民移民への不寛容の問題。
    自国の政治、経済、さまざまな問題からそうならざるを得ない現実の重さ。
    制限付きのWELCOME。厄介ごとは御免。自分の生活を守るので精一杯。これを打ち破るのは容易ではない。
    我々はみなシモンの無愛想な隣人なのだ、という内省をぐいと促すストーリーであるのに
    どこまでも淡々とした作劇なのがさすが。




    抱えきれないものを抱え、手を差し伸べずにはいられなかったシモンの揺れる気持ち。
    うまくいかなかった結婚と妻への未練、息子のような少年ビラルへの同情、突き付けられる現実への怒り。
    そんな感情が薄っぺらでなく、コンパクトにまとまられた時間内で描かれておりました。
    ミナに伝えるのか!とちょっと衝撃でしたけど、現実が現実だからなぁ…。ふ~、しかし滅入る。

    役者がみんな良かったです。
    ヴァンサン・ランドンの顔、眼差し、声、背中、無骨な雰囲気がシモンという人物は彼しかいないと思わせる。





    category: 映画感想

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    ありえない  

    信じられないニュースを今知った。





    category: あなただけ今晩は

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    拳闘士の休息  




    『The Pugilist at Rest』トム・ジョーンズ著 岸本佐知子訳

    初めて読んだ、というか今読んでいる本。
    訳も素晴らしく、新幹線に乗ってる時間がたった20分ほどにしか感じなかった。
    真っ直ぐつっこんでくる文章。PartⅠの3作品は高校時分の自分が最も欲していたかも。

    The gate is straight
    Deep and wide
    Break on through to the other side


    さ、続き読もう。


    category: その他の感想

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    祝!!  




    マリー、ほんとにほんとに良かったよ~。(ジェラルド・バトラーさんも映ってましたねぇ)

    ジョコヴィッチももちろん良かったよ~。

    当然ですが我が国の選手を一番に、そして、二番目にマリーを応援した2013年でした。(連日寝不足)

    レンドルも嬉しそうでほんと良かった。サングラスで見えないけど、あの落ち着いて優しそうで哀しそうな思慮深い眼は今も昔と一緒のはず。

    category: あなただけ今晩は

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    ブレックファスト・クラブ  



    『THE BREAKFAST CLUB』 1985年 アメリカ

    再見。うわぁ、のっけからシンプル・マインズ。
    leeを見てたら見直したくなったこの作品、実に25年以上ぶりの再見でしたけど…

    うーん、この感じ。80年代の青春映画。自分のなかで勝手に親しみを感じてたお兄さんお姉さん的役者さんたち。(みなさんお元気なんだろうか)なにより、ジョン・ヒューズ印。見直したくなった理由もすぐわかりました。
    驚いたのは、当時(パパそっくりのおっさん顔)と思っていたエミリオ・エステベスがとっても可愛いこと^^;
    若くてぴちぴちしてて、でも素敵。声、こんなに高かったっけ?

    そして、そんな感想を漏らす年齢になった自分、ブライアンのママと同じ台詞を子に言うてるわ!!(>_<)
    (時間を有効に使えだのなんだのかんだのキイキイと…)
    これはちょっとショックだったなぁ。でも、仕方ない。口うるさいわからず屋の大人になったんだ自分も。
    あんなにも、冒頭のデヴィッド・ボウイの言葉に頷きまくってたのに…(でも、ボウイも、人間は変わるもんだって言ってるか)

    大好きな部分も昔と一緒、ちょっと感覚的にわからない部分もやはり一緒。(このへんgleeと一緒)
    先生の課題が、とってもいいと思うのも変わらない。
    こういう愛すべき青春映画を当時見ることができて幸せでした。



    category: 映画感想

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    私が、生きる肌  




    『LA PIEL QUE HABITO』 2011年 スペイン

    初見。久々のアルモドバル監督作品。
    舞台はトレド。
    どんなお話かしら~とわくわく見始めましたけど、1時間過ぎたあたりからの急展開にはたまげました。
    さすがアルモドバル…よくもよくも。(原作があるようですが)


      あなたには、隠れ場所があります。
      あなたの心の奥に。
      誰にも踏み込まれず誰にも破壊されない場所が。
      その場所には、平和・静寂・自由があります。  



    誰もが持つ隠れ場所。
    この言葉が出てきたときから、ベラの行動はなんとなく先が読めるのですけど、彼女がどこからやってきた患者なのかわかる部分が奇天烈。

    優秀な形成外科医であるロベル。
    彼の最初の執念は愛するガルのための皮膚移植だったはずですが、それがだんだんとエスカレートして、ついにはガルの再生を試みてしまう…。娘のための復讐も利用して。

    愛する娘のためですから、自分の手技を生かして復讐するというのまではわかるんですけど(アルモドバルはよく作中で獣じみた衝動を抑えきれない者へ鉄槌を下してくれるから)、お顔を亡き妻(浮気して一度は出ていった妻である)にしてしまうところがアブノーマル。しかも、耐久性ばっちりて。
    それに、実際使えるようにあらかじめアレコレしておくのを穏やかに提案しちゃうのも狂ってる。受け入れるのも変じゃない?(T_T)しかも、ロベルはベラを愛している!

    結局、罪を犯した登場人物たちは全員自分のしたことへの報いは受けることになるけれど。
    常識やモラルを軽く飛び越えて愛する者を守ろうとする、勘の鋭い母親像は相変わらず。
    ノルマの魂が安らかであることを祈るばかり。




    奇妙な味わいのラスト(どうしようかしら…とちょっと途方に暮れる)も面白いですけど、ビセンテの母たちもやはり”ベラ”を守り抜くと思いました。(しかし、微妙な三角関係になるだろか…)

    相変わらず、色彩感覚、音楽とも素晴らしかった。まさかこんな内容とは思わず、印象深い一本となりました。
    もしも、ベラがあのとき新聞を目にしなかったら、もう少しロベルと関係は続いただろうか…。
    街へ出たことで、ベラの隠れ場所も何かに浸食されやしないだろうか。そんなことを考えてしまいます。


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