終日暖気

    *大抵ネタバレしてとんちんかんな映画の感想など*

    1984年のRhapsody in Blue  

    glee 2 最終話を見始めたら、のっけからニューヨーク!そして、流れだすラプソディ・イン・ブルー!!
    うわ~、たまらないシチュエーション。心鷲掴みです。
    あかん、といったんDVD止めました。じっくり見たくなって。


    で、ふと、そもそも初めてこの曲に触れたのは1984年のロス五輪開会式だったわ~と思いだし、
    あの大感動のRhapsody in Blue演奏シーンは今見られるのかしらと探してみたら、
    ありましたありました。嬉しい♪



    いやぁ~(T_T) これこれ。
    数十台(今聞いたら84台と言うてたような)のグランドピアノ演奏がもう圧巻で。
    夏休み、かぶりつきで見て(すごい!すごい!)と打ち震えたんでしたわ。11の時。

    生まれて初めて見た五輪だったこともあり、開会式の一番最初からとにかく目が離せずドキドキわくわく。
    (いまだにこの時の感動を超える開会式はない…^^;個人的に)
    母親には、「アベベが猫田が大古が」とよく聞いていたので、自分も子に「キライにティモンズ、ストブルトリック、ジェフ・ストーク!(はソウルだっけな?)そしてこれがロス五輪のラプソディ・イン・ブルーだ!」とはりきって見せましたわ。
    もちろんジョン・ウィリアムズ御大のテーマ曲も!!(大事)



    はぁ…。これ、夢中になるなというほうが無理だわ。ほんと何から何までかっこよく見えたもんなあ。
    アメリカ、金メダルラッシュだったし。(ソビエトや東欧諸国はけっこうボイコットで出てなかった?のですけど)
    あぁ、カール・ルイス以上に忘れられない体操レットンの力強い太ももの筋肉。

    category: 昭和時間

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    声をかくす人  




    『THE CONSPIRATOR』 2010年 アメリカ

    <初見。ひたすらエイキンの気持ちに寄り添いつつの鑑賞となりました。
    タムナスさん(怖い(T_T))をまったく思い出させない髭面マカヴォイくんは素敵♪

    国家とは何か、法とは何か、ということを考えさせられる、レッドフォード監督らしい生真面目な作品。
    変にあざといエモーショナルな演出がなくて、どちらかといえば淡々と小説を読んでる時のような気持ちに。

    「正義ばかりでは国家は成り立たない」
    「戦時に法は沈黙する」

    この現実社会のジョーシキの理不尽さを考えると気持ち悪くなるんですけど
    問い続ける、怒り、問題意識を常に持続する、というのは実際たいへん。
    思う壺やん、負けてるやん、という以前に、あれこれ日常追いまくられて余裕がない。絶望してる暇もない。
    情報を選択する時点で見たいものしか見えないであろう自分というものにも、たいして信用はおけない。
    とりあえず、レッドフォードの耐久維持能力を見習いたいものですわ。ふぅ~。




    それにしても、リンカーン暗殺事件の影にこんな出来事があったとは。
    わたし、リンカーンについてもよく知らないのでした。(「人民の~」と、お髭エピソードくらい)

    元々北軍の大尉として南北戦争で立派に職務を全うしたエイキン青年が、次第に個人感情(スタントン陸軍長官と同じく、”南軍の残党め、地獄に墜ちろ”的な気分が本音だったはず)を離れて、法ってなんだ?という問題からどうしてもメアリー・サラットの有罪を許すわけにはいかない、と変化していく感情の流れが自然でした。

    民間人をスケープゴートとして軍事裁判にかけ一方的に処刑しようとすること、一切の反論を許さないこと、
    証人がすべて買収されていること、裁判官、陪審員すべて北軍側であること、非人間的な扱い、誰も止められない議会の専横等々(うまく言えないわ)、なにもかもが憲法違反ではないのか。

    メアリーが共謀者か否か、有罪か無罪かを問う話ではなく、エイキン青年が弁護士としてこの裁判自体が許されないものであると証明しなければならん、民間人を理不尽に処刑する不正を正さねばならん、法の正義を明らかに!と奔走するお話なんでした。

    実際、彼も気の毒でした。
    大尉としての職務は讃えられたのに、弁護士としての職務は時代の空気によって非難しかされない。
    エイキンひとり、孤軍奮闘。メアリーの無実を証明するために息子を持ち出せばメアリーがキレるし。(ロビン・ライトはだいたいバターカップ姫の時から怖いねん)やりにくい…。上院議員も、なぜか途中で「別の仕事がある」「彼女はお前の母親じゃない」とか言いだすし。法の正義はどうした。
    それでも、メアリーとの間に通う互いの人間らしい感情。唯一ホッとできるのはここ。

    メアリーは常に日の光が眩しそうなんですけど(目が悪いし、暗い場所に閉じこめられているというのもあるだろけど)、この光は神ってことなのかしらん?
    彼女は母として大事なものを隠してかたくなに守っているんだけれども(その気持ちはわかりすぎるほどわかるし、また、彼女の母としての述懐は切ない)、神の御前では嘘はつけないだろうから…。そして、同時に光に見守られているようにも見える。マカヴォイくんと初めて会ったとき、監獄はまるで宗教画のようだったしなぁ…って、違うか。ま、いいや。よくわからない。

    この物語でもっとも納得がいくのは、エイキンがこの裁判の後弁護士を辞め、ワシントン・ポスト紙初代社会部長になった、という点でしょうか。残念ながら若くしてお亡くなりになったようですが…。




    キャストは、マカヴォイくん、ロビン・ライトのほかに、トム・ウィルキンソン、ケヴィン・クライン、コルム・ミーニイにノーマン・リーダス(お久しぶり!!)も。
    私の目当てはgleeのジェシーだったんですけど、あらら、今回はまたまたジェシーと少しだけ被るような悪役のワイクマン。というか、こっちのほうが相当罪深いな。サラット一家の信頼と愛情を保身のためだけに冷酷に平然と裏切ってるんだから。でも、数分の出番ながら、大事な役でよかったよかった。ジェシーの声っていいわぁ。小さな声でも聞き取りやすい。youtubeで見ると、ご自身は感じのよい落ち着いた話し方の朗らか好青年らしいのもめでたい。(好きになったらなんでも褒める)
    しかし、せっかく久々に年下なのが気にならない色気のある俳優さんだと思って喜んだ わーい のもつかの間、ジェシーには彼氏がいるとわかり大失恋…(T_T)(←勝手に)

    glee見てる限り、ぜんぜんそんな風に見えなかったんだけど。いや、別にちっとも構わないんだけど。幸せを喜んでお祈りするけど。でも、架空の物語では女性との恋愛ものをどんどん見せてほしい…(T_T)しかし、残念すぎる。
    と、なーんか憮然としたまま彼氏の俳優さんがインタビュー受けて喋ってるのを見てみたら、これがまた色気のある素敵な人(スタートレックなんちゃらでベネ坊ちゃんとも共演しておられるそうな)で、もうどっちにヤキモチやいていいのかわからんようになったわ。(そもそもやかなくていいのか)
    はぁ~、世の中ままなりませんわ~(T_T)
    失恋したら国家も法も忘れるって、そんな意志薄弱じゃダメという話だったっけ~(T_T)


    category: 映画感想

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